2004年デンマークの戦争映画。
数年前にハリウッドで、ナタリーポートマンらによってリメイクされているようです。

観てて暗くていや~な気持ちにはなりますが、飽きる事なく見れました。


優秀な兄とダメな弟。

ある日兄は戦争に行く事になりますが、そこで深い精神的ダメージを受けます。

兄は敵軍地で、仲間一人と捕虜となって捕まります。
仲間は半分精神がおかしくなってきていますが、必死に励ましてやります。
そんな時、敵に「こいつ(仲間)はもう役にたたないから、お前殺せ」と言われるのです
仲間を殺さないと逆に自分が殺されてしまう…
頑なに拒否した彼ですが、最後には結局何かの糸が切れたかのように仲間をなぶり殺し、自身だけ助かるのです

その事実が、真面目な彼の人格を破壊していきます

このシーンは観ていて病みました(*_*)
ガッツンガッツン鉄の棒で殴ってた…


戦地から家へ戻っては来ても、兄はすっかり人が変わってしまい、妻や子どもに暴力をふるいだします

そんな中で義理姉や姪を助ける弟。
当然弟といい感じになる兄妻。


戦地が精神にもたらす闇を描いていて、みていて楽しい映画じゃないけど、自分だったらどうするだろうと考えさせられる作品でした
兄が人格変わるのも分かるしな…。


監督は女性だそうでびっくりしました。
あ、奥さん美人でした(*^o^*)
ハリウッド版では、奥さん役をナタリーポートマンがしたのかな。
なんかイメージ違うなw