1979年スリーマイル原発事故の年に公開。

原発絡みのサスペンスです。
これは、まさに同じ事態に出くわしている日本人は、非常に真摯に興味深く鑑賞できると思います。

テレビ局のキャスター、ジェーンフォンダ。
カメラマン、マイケルダグラス。
原発担当者にジャックレモン。


キャスターとカメラマンが原子力発電所に取材中、重大な原子炉事故が起こります。
二人は素人なので、たいした事故じゃないと作業員に言われ鵜呑みにしますが、後に、実はそれが深刻な事故だと知った二人は、事実を世間に公表しようとします。
しかし発電所のおえらいさんがたは、なんとかそれを阻止しようとします。
最初は、原子炉作業員側に付いていたジャックレモンも、おえらいさん方のねつ造やずさんな管理体制に気づき、キャスター達に協力しようとしますが命を狙われます。


おえらいさん達のねつ造を隠そうとする非道な根性が腹ただしかったです。
バレない為なら、人を殺してまで隠滅しようとして反吐がでそうでした(*_*)


原子炉発電作業員の中で、一人真実を訴えようとするジャックレモン。
みんなが彼を敵とみなします。
あんな最後って…泣けました…(T_T)
カス上司(;`皿´)



原子炉事故の話ではありますが、正義とは何かなど色んな事を考えさせられた作品でした。
観て良かったです。
今だからこそお勧めです。