1980年代半ばの作品。
サクリファイスとは犠牲という意味らしいです。

タルコフスキーという監督ですが、ロシアの超ビッグネームな監督らしい。
聞いたこともなかったし覚えられそうに無い名前だ…


哲学的で高尚な香りが漂ってきましたが、描かれている事が曖昧模糊で難しすぎて正直さっぱり話が分かりませんでした…。
しかし皆さんのレビューを観ると非常に評価が高い。
困ったなあ(^。^;)


あらすじは多分こうです。
多分です…
ある平和な日である主人公の誕生日に核戦争勃発のニュースが流れる。
世界の危機?を感じた彼は、知人から世界を救う方法を教えられる。
自分の家の召使い(実は魔女?)と寝れば世界は助かると言うのだ。
言われた通り行動し世界を救った主人公は、助けて貰ったお礼に神に(?)サクリファイス=犠牲が必要だと考える。
そして彼は自分の家に火を…
で、なぜかラストはパトカー(?)に連れて行かれた…
喉の手術をしてしゃべれなかった幼い子ども(名前で呼ばれず「子ども」としか出てこないのも意味ありげ)が、「なんで最初は言葉ありきなの?教えてパパ」みたいに呟いて終わり。


ラストにかかってるのはバッハの曲だそうです。

子どもが家のミニチュアを作ったり、主人公が母親との思い出を語り作られた美は醜い、というような事を言ったり、要所要所に大事なポイントらしきものが出てくるんですが…大半は何を意味してるか分かりませんでした
さっぱり分からん…
さっぱり分からんが夏目漱石を読んでるような重厚感がありました。
漱石の方がまだ表の意味は分かるから面白い。


観たことがある方がもしおられたら、読み取る力の無い私にお力をかしていただきたいものです(^。^;)