1963年、マックィーン主演の事実に基づいた脱走映画。
ハラハラドキドキでとっても面白かったです!


テーマ曲はバーンスタイン。
誰もがCMかなんかで聴いた事がある軽快なマーチでした。
この曲が、この映画を重いものにならない為に一役かっていました。


第二次大戦中にドイツに捕まった兵士たち。
なんと250人もが収容所から逃げだそうとあの手この手で策を練ります。


収容所というと、アウシュビッツなんかを連想しますが、そんな酷い場所ではなく、紅茶が飲めたり遊べたり結構自由に生活していたので驚きました。


みんなそれぞれ得意分野があって、情報屋、穴掘り専門、測量専門、パスポート偽造専門、服装専門などなど。
協力しあって脱出をはかります。


測量をはかり間違えた事が、深刻な事態を招くのですが、笑える所も沢山あって暗い作りになっていないのが良かったです。


でも、目の見えなくなったオジサンの最後、「連れてきてくれてありがとう」にはウルっときました(T_T)

結果的に50名が殺されたこの事件。
愛国心のなした脱走でした。


観て良かったです。
良いものは時を経ても色あせないという典型でした(^_^)v