2005年韓国映画。
実話をベースに作ってある作品です。

韓国映画は『私のちいさなピアニスト』を観たのが初めてで、これは私にとって二本目の韓国映画です。


これは素直に良かった!
何回かウルウルしてしまいました。


自閉症の息子を持つ母親。
マラソンをしている時だけは、みんなと変わらない息子。
息子のマラソンの才能を伸ばしてやろうと、母親は必死になります。
それはもう息子の為なのか自分自身の為なのか…。


それでも息子は純粋にマラソンが大好きです。


息子がダメコーチにペットボトルを渡すシーンが一番感動しました。
涙が出ました。
ダメコーチ役、日本人がするなら絶対古田新太がピッタリだと思うな。


全体的にお涙頂戴的に作っているわけではなく、笑える所も沢山ありました。
バランスが良かったです。


母親は息子に散々苦労して、彼が幼いときには育てる自信が無くなりわざと遊園地で迷子にさせたりします。

人一倍苦労をもたらすのも彼だけど、とびっきりの笑顔や幸せをもたらすのも彼。


ああいう方達の笑顔っていうのはなんであんなに純粋なのかなあ…。
最後の写真で見せたスマイルは最高でした。