1944年のイングリッドバーグマンのサスペンス映画です。
今から65年ほども昔だから勿論白黒。

どんなに昔の作品でも面白いものってやはり面白いです。


バーグマンの結婚した旦那がそれはそれはもう怪しすぎ。
表裏がありすぎてムカつきました。

途中で容易に犯人も 分かっちゃいますがそれでも楽しかったです。


トリックというか、犯人がバレるのもこの時代ならではの理由。
バーグマンの部屋のガス燈が、誰も他の部屋は使っていないのに暗くなるのです。
つまり誰かがどこかでガス燈を使っているから、バーグマンの部屋のガスが弱くなり明かりも暗くなる。


今でいうヤンキーみたいな若い娘の家政婦さん。
なんとなんと、数十年後に『ベッドかざりのほうき』で主人公をしていたオバチャンでした!
これは驚いた。
確かにブルドッグみたいな顔してたわー。


徐々に発狂寸前までに精神的に追い詰められていくバーグマンが見ものです。
見事アカデミー主演女優賞受賞。
バーグマンって、少し山崎ほうせいに似ていると思いますw