2006年頃の映画です。
まぁまぁでした(^_^;)

ダイアナ妃が衝撃の死を遂げた日から葬儀を行うまでの、クイーンエリザベスの苦悩を描いた作品です。


イギリス王室の混乱ぶりを、こんな映画にしていいのかなあ…(^_^;)
日本じゃありえないね。


他の人の感想を読むと、エリザベス役の人が凄く似てるという意見が多かったけど、私はそう思わなかったです。
やっぱり役者さんの方が数倍美しいあせる


観賞して思ったことは、全くダイアナ妃に同情しないという事でした。
唯一チャールズさんが浮気をし続けていた事とやはりあの事故死には同情しましたが、後は、好き勝手やりすぎだろーと思いました。
自由奔放。
王室に向くタイプじゃないわ。


既に離婚しているからもう王室の人間ではないのに、国民はエリザベス女王と王室の沈黙に不満感を募らせる。
半旗をすべきだとかなんやらかんやらごちゃごちゃ。

国民とマスコミと政治に翻弄される王室。
私はダイアナよりエリザベス女王寄りで観ていたので、千年続いてきた伝統をダイアナの死の為に変えるエリザベス女王の心中を考えるといたたまれませんでした。
ダイアナにそんな価値があるとは思わないなあ…


最後にエリザベス女王が、
最近の国民は大げさな涙を好む
というようなセリフを言うんですが、これが事の顛末の全てを物語っているように思いました。


自分の人生を神と国民に捧げる。
女王って大変だわ~。