数年前のドイツ映画です。
舞台は、ベルリンの壁崩壊前の東ドイツ。
東ドイツの主義に反するような活動をするもの達は、家に盗聴器を付けられ監視されたり抑圧されたりしていたそうです。
主人公も要注意人物に挙げられた一人です。
相変わらず世界情勢が小学生レベルの私には、ドイツの国内事情がよくわからなかったですが、きちんとこういう事を理解していて見ると全然面白さが違うんだろうなあ…
監視する側のおじさんが、最初は反社会運動の証拠を見つける気まんまんで盗聴し続けるのですが、主人公の生活や心の内を知るにつれだんだんと彼へと味方していくようになります。
前半はたいしたことないのですが、おじさんの心に変化が見られる後半から話はぐっと面白くなってきます。
複雑に絡み合った糸が一本に繋がったかのようなラスト。
降格されたおじさんが、本屋で主人公の本を見つけてからのあのシーン、主人公からのメッセージ、おじさんが店員に答えるあの粋なセリフ、そこで静止画になって終わる演出。
あのラストのセリフは応えます。
鳥肌たって静かな涙が出ました(ρ_;)
まさに「粋」という言葉がピッタリ。
おじさん格好良すぎやろ!
おじさん役の方、東西ドイツ時代に、プライベートでは今回の役とは逆で、監視されていたそうです。
自分がそういう立場にあったからこその、あの深い演技がなのかなと思います。
本当にわずか20年ほど前までは、東ドイツってそんな時代があったんですね。
ドイツに行ったことがありますが、知らなかったしわからなかったなあ…
平和になったもんだ。
平和が一番。
彼は、この映画の後に病気で亡くなられたそうで非常に残念に思います。
舞台は、ベルリンの壁崩壊前の東ドイツ。
東ドイツの主義に反するような活動をするもの達は、家に盗聴器を付けられ監視されたり抑圧されたりしていたそうです。
主人公も要注意人物に挙げられた一人です。
相変わらず世界情勢が小学生レベルの私には、ドイツの国内事情がよくわからなかったですが、きちんとこういう事を理解していて見ると全然面白さが違うんだろうなあ…
監視する側のおじさんが、最初は反社会運動の証拠を見つける気まんまんで盗聴し続けるのですが、主人公の生活や心の内を知るにつれだんだんと彼へと味方していくようになります。
前半はたいしたことないのですが、おじさんの心に変化が見られる後半から話はぐっと面白くなってきます。
複雑に絡み合った糸が一本に繋がったかのようなラスト。
降格されたおじさんが、本屋で主人公の本を見つけてからのあのシーン、主人公からのメッセージ、おじさんが店員に答えるあの粋なセリフ、そこで静止画になって終わる演出。
あのラストのセリフは応えます。
鳥肌たって静かな涙が出ました(ρ_;)
まさに「粋」という言葉がピッタリ。
おじさん格好良すぎやろ!
おじさん役の方、東西ドイツ時代に、プライベートでは今回の役とは逆で、監視されていたそうです。
自分がそういう立場にあったからこその、あの深い演技がなのかなと思います。
本当にわずか20年ほど前までは、東ドイツってそんな時代があったんですね。
ドイツに行ったことがありますが、知らなかったしわからなかったなあ…
平和になったもんだ。
平和が一番。
彼は、この映画の後に病気で亡くなられたそうで非常に残念に思います。