先日みた『永遠と一日』と同じ、アンゲロプロス監督(名前覚えたw)です
ギリシャの監督だそうです

『永遠と~』は退屈でしたが、これは二日に分けてみるつもりが一気に観てしまいました
見終わった後にもやもやとした感情が残りますが、良かったです

幼い姉弟が、会った事も無い父親あいたさに、電車に無賃乗車したりヒッチハイクしたり色んな経験をしながらドイツまで行くロードムービーです
作品は、常に曇天の重苦しい雰囲気に覆われています


『永遠と~』同様に、また謎のカッパ隊が出てきました
あれはなんなんだろー(^_^;)

人差し指の無い巨大な石像の手
あれもなんなんだろー(^_^;)
指差す方向の指が無い、つまり姉弟の幾先は無いって事でしょうか?

降り出した雪の中をマネキンのように微動だにしない大人たち
一番意味分からなかった…
しかし一人の老人がジッと出来ずに微妙に首が結構動いてたww

最後の、霧の中で木がポツリと立っているシーン
あの木に抱きつく姉弟
これを、希望とみるか悲劇とみるか難しいところだなあ…
あの後どう考えたって、国境の兵隊に捕まるだろうしな…


観た後に悶々と、まさに頭に霧がかかったかのようになる作品でした