Kくんは私たちのホテルまで運転手付きの車で迎えにきてくれました。
なんてありがたい~
そして運転されていたのは会社の部下の方とのこと。
通訳を兼ねてそのベトナム人男性もお店に同席されたのですが
日本語ペラペラ。話も面白い大変よい方でした
ベトナムの詳しい話も聞けたし。楽しかった!
日本語が話せる外国の方本当に尊敬するわ…
そしてKくんは日本を代表する大企業のベトナム支社長
その前はインド支社長
でも全然偉そうじゃなく、きさくで自然体。
夫は人の経歴にあまり興味がない。
友人の会社名とか(超有名企業でも)たまに忘れちゃうし口にもしない。
役職にも興味ないから、
課長代理の代理って何?係長って何?と私に聞いてきたりする。。
そういう人なので友達の企業名や役職なんて全く気にしない。
なので私も旅行の直前まで知らなかった。
「社長になられたのね!」といっても
「いやぁもう全然、全然。何でも屋みたいなもんです」
って手を振るけどそんなわけない
それにしてもインドで働くの相当大変なのに、社長って。
もろもろ強くないと務まらないよねきっと…
まず約束や時間が守られることが滅多にないらしいので(ビジネスでも)
インドの前はマレーシア駐在、あとどこだったかな。
とにかく人生の半分以上は海外生活だそう。
ベトナムは暮らしやすい
その彼が「ベトナムは今までで一番暮らしやすいね~」というと
なるほど説得力あるわ。
ベトナム駐在していた方が日本に戻っても、
定年後にやっぱりベトナムがいいと移住してくる方が少なくないのだそう。
そうよね、特にごはんも美味しいしね。
野菜がたっぷりだからか、ベトナムでは太ってる人があまりいなんですって。
確かにそうかも。
ベトナムの国民性も日本人に合っているようです。
彼曰く昔の古き良き時代の日本人を彷彿とさせるようで
「基本的に真面目で働き者、努力家が多い」
「お年寄りや子供に優しく家族のつながりを大事にしている」
「謙虚で控えめ、喧嘩を好まない」
と言ってました。
私たちはベトナム訪問は5回ほど。
どれも数日間なのであまり知った風なことは言えないんだけど
分かる気がします。
どこにいってもベトナムの人は真面目でよく働くという印象。
昔アオザイを作ってくれたお店のベトナム人女性は
とても丁寧で仕事が早かった。
作業台の上には日本語のテキストがおかれてました。
基本的に親切な人が多く、
店員さんだけでなく、相席した人や通りすがりの人も優しい。
いやな気持ちになったことがないです。
* * *
ベトナムで嫌な思いをしたことがないというのは
旅行としてお客さんで来てるからじゃない?というのもあるかもしれないけど
いやいや欧州方面ではたまに旅行で嫌な思いすることありますからね…
パリでは、滅多にネガティブなことを言わない夫もたまに口にするほどの
ちょっとアレなことありましたし。
私はパリが好きなんだけど、
フランス語を話せないとダメなんだなって感じることが多いし
ナチュラルにこれ人種差別だよね?ってこともありました、大昔だけど。
ま、だからフランスでは入店するとき
店員さんの目を見て笑顔でボンジュー♪って機嫌よく大声で言うのが大事。
さらに出るときメッシー、オーボ(Merci,Au revoir)といえばたいてい大丈夫
魔法の言葉。笑
海外に行くとなるべく現地語で挨拶、数字を1~10くらいまで覚えておく。
オープンマインドで笑顔で話しかける。
経験上こうするようになってからいやな気持になることがあまりなくなりました。
ほんと、出川見習お?
* * *
欧州で嫌な思いをすることはあっても
ぶつかりおじさんはいないしその辺はいいなと
欧州は総じてレディーファーストでドアを開けて待っていてくれるし
小さな子供、お年寄りに優しいです。
海外で混雑した場所でぶつかってしまったりすると
「Oh!sorry」と本当に悪いことをしたね!とばかりに目を見て謝ってくれますが
今日本で駅でぶつかって目を見て謝ってくれる紳士いるんでしょうか
あの日本独特の文化(?)なんなの…
夫といると遭遇しないので夫はぶつかりおじさんの存在を知らない
夫は高身長だし身体も鍛えて大きいからぶつかってくる人いないんだろうな
海外でどんなに混んでる場所でも遭遇したことないので
日本でそういう目にあうと情けないしとても恥ずかしくなる。
すでに単語?になってるのでぶつかりおじさん、といいましたが
男性だけでなく女性でも若い男女でもいる。
余裕がない人が増えてるんだな~とたまに思います。。
日本に旅行に来た外国人がぶつかりびと達に遭遇しませんように
日本とベトナムの比較
Kくん曰く
「日本に一時帰国すると思う、幸せって何なんだろうね。
日本は豊かかもしれないけど。みなゆとりがないように見える。」
「日本は子育てもしにくく女性も働きにくそう。
ベトナムは周囲みんなで子供を育てるし女性もよく働く。
育休・産休制度もしっかりしていて給料と同等の社会保険金がでる」
→最大6か月の産休・育休が社会保険法で定められているそうです。
その間お給料という形ではなく社会保険給付として、ほぼ100%受給することができるとのこと。
「ベトナム人は、日本から見たら貧しい人もいるだろうけど
彼らは家族と仲良く、よく働いて楽しそう。幸せそうにみえる」
あと平均年齢が若くて元気、これから伸びる国と実感してると言ってました。
話を聞くほどに、これからのベトナムが楽しみですねぇ
中国資本が入ってきているのでそこは微妙とも言ってましたが。
でもすごく暮らしやすそうなのは伝わってきました。
老後ベトナム移住というか数か月くらい住んでみるのもアリかもしれない・・・!
Kくんは翌日日本の某大臣と会食があるからと早めに解散。
あらっそんな大事な日の前日に…と私は恐縮しきり。
夫はこういうときも「そーなんだねー」とフラットでなんとも思ってなさそう。笑
それにしてもベトナム在住ならではの貴重なお話を聞けて、短いながらも濃い時間でした。
すっごく楽しかったです。
地元の人しかいけない美味しいお店に連れて行っていただいた挙句ごちそうになり
そのうえチェーまでお土産にいただいてしまった。(チェー大好きという話をしていた)
どこまでもスマートなふるまいのKくん素敵でした、ありがとう!
日本に一時帰国する際はごちそうさせてくださいっ
そうそう、頂いたタロイモのチェーが大変に美味しかった
ココナッツミルクにむちむちタピオカ、もちもちタロイモ、
仙草ゼリー、イエロームングダルが入ってて。
かき氷が別容器入っていて混ぜながら食べます。
おっいしーーー!
チェーとはこういうの
すみません写真撮らなかったのでお借りしました
はぁまたベトナムでチェー食べたいなぁーー
しばらくベトナムの予定がないので、次回の台湾で芋圓食べてきます🍠