《してはいけないリストが連鎖を防ぐ》
自分が受けてきた支配を十二分に自覚をすることで、同じような行動を子どもに繰り返すまいという決意が生まれ、何をしてはいけないかリストができる。
このリストの存在は、行動変容に欠かせない。
禁止だけでは「じゃあどうすればいいかわからないじゃないか」と反論する人がいるが、それは非現実的である。
他人のものを盗んではいけないという禁止があるからこそ、行為の可能性が見えてくる。制限速度があり、車間距離があるからこそ運転技術が確立する。
戒律があり、ルールがあるからこそ、自由が生まれると言ってもいい。
母からされてきた記憶から、これだけはしてはいけないとうリストをもつ母のほうが、子育ての指針をもちやすいのである。
(「母・娘・祖母が共存するために」信田さよ子著より抜粋)
母との葛藤を抱えていた私は、
自分が親になった時には、
膨大でかつ、詳細な
「してはいけないリスト」
を持っていました。
・
恐らく
親子問題を抱えたまま
親になった人は、
少なからず
「してはいけないリスト」
を持っていたと思います。
でも、
これって
"親と自分の状況が明らかにおかしいと気づいた人に限り"
です。
親の支配に気づかないまま、
大人になる人もいます。
「支配」と「愛情」は
似た顔をしているから。
「してはいけないリスト」は、
確かに子育ての指針となりました。
"自分がされて嫌だったことは、
娘たちにはぜ〜〜ったいしない!"
と決意していましたから。
でも、
またこれも
逆振り幅が大きいんですよねー^^;
ぜ〜〜ったいしない!
と思っているので、
過剰反応していたのではないか?と、今になって思います。
でもね、
一応連鎖は防げたんじゃないかと思っています。
が!
本当の意味で連鎖が防げたと安心出来るのは、お孫が高校生くらいまで育ってからかな?
娘は意識的にも、無意識的にも、
私の子育てを模倣するでしょう。
それによって、
娘と孫が苦しむような関係にならないとも限らないので。
徒や疎かに、親になってはいけないなぁと、つくづく思います。
人ひとりを世に送り出すってことは、
果てしなく素晴らしいことで、
それだけ
自分の生き様
が問われるってことでもありますね。



