先日ヒプノセラピーのセッションを受けた時に、亡くなった母がまだ私の傍にいることがわかりました。
どうやら私たち子どものことを心配しているようです(苦笑)
そうなんです。
母は私たち子どもを愛していました。
今はわかります。
でも
『その愛し方じゃなくて、私がわかるように愛して欲しかった』
んですよ。
ワガママですか?
人は10歳までに人生のシナリオを確立させてしまうそうです。
それじゃー幼少期に親から与えられたもので、シナリオができてしまいますよね⁈
確かにね
子どもの観察力は侮れません。
結構大人の事情を掴みとっています。
皆さんも覚えがありませんか?
今お母さんは悲しいんだな。
今ワガママ言ったらお母さん困るな。
今お母さん辛いんだな。
私も悲しいけど我慢しよう。
淋しいけど言わないでおこう。
って小さいなりに思っています。
でもね
そうは言っても子どもです。
心の中までは慮れません。
親がダイレクトに醸し出す雰囲気に引っ張られます。
いくら心の中で愛していても、
寝顔を見ながら愛おしく思っていても、
わかるように伝えてくれなければ愛は伝わりません。
ぎゅーって抱きしめてくれたり、頭を撫でてくれたり、ニコッと笑ってくれたり、子どもがはっきりとわかる愛情表現をしてくれなかったら、
『私は愛されてない』
って思いますよ。
私と同じようにアダルトチルドレンで、何だか生きづらくて苦しんでいる人は、子どもの頃
『欲しいと思う愛を感じられなかった』
のではないでしょうか?
私が10歳までの人生で描いたシナリオは
『子どもであっても子どもであってはいけない』
『幸せになってはいけない』
『楽しんではいけない』
気がつくと
『~~をしてはいけない』人生。
は~~
頑張ってきましたね。お互い
私は、ヒプノセラピーでキズも癒されて、アダルトチルドレンだったと過去形で話せるようになりました。
それに加え、母は亡くなってしまったので、もう思い出です。
思い出は美しく変わります。
有難い。
でも親御さんがご存命の場合、『生身の親』を目の前にすると、なかなか複雑な思いが湧きあがるでしょう。
『やっぱりダメだー』って。
それでいいと思います。
仕方のないこと。
自分のインナーチャイルドは自分で抱きしめてあげましょう。
あなたの中の小さな子どもを、温かく優しく抱きしめる術を知ってるのはあなたです。
潜在意識の中で隅っこに座っている(セッションすると隅っこに座ってる子が多いんです。)小さなあなたに会いに行きましょう。
小さなあなたが感じてた
淋しい…
悲しい…
傍にいて欲しい…
すべての思いを吐きだして、受けとめてください。
大事な大事なあなたの思いです。
何ひとつ取りこぼさないように…大切に。
こんがらがった想いはきっと紐解けます。
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ヒプノセラピールームHP
みちくさ野はら
http://michikusa-nohara.com/