小さなクリニックで働いていた頃。
その同僚は８歳年上の女性でした。
朗らかでパキパキしていて、その人がいるだけで職場が明るくなりました。
その上に面倒見も良くて。
何より
『すごいな～』
と思ったのは、体調が悪いスタッフがいるとすぐに気がついてフォローしていたこと。
人の体調の悪さに、すぐ気づけますか？
『今日体調悪いでしょう？』
って声をかけられたこと頻繁にありますか？
…そんなにないですよねー。
通常の状態も良く見てないと、具合が悪くても気がついてあげられないものです。
だけど、彼女はすぐ気づくんです。
確かにその時は１０名弱の少人数なうえ、女性ばかりの職場でしたが、それにしてもやはり凄いことだと思います。
スタッフだけでなく、患者さんのことも良く見ていました。
入って来たときの様子、受付したときの顔色、診察を待ってるときの感じ。
なので、患者さんが困ってるときにはいち早く気づいて駆け寄っていました。
もー、私は彼女を尊敬しまくりでした。
彼女みたいになりたくて、彼女を観察していたくらい。⬅︎危ない（笑）
今セラピストをしているにあたり、彼女に感謝しています。
人に関心を持って相対することを教えてもらいました。
世の中には彼女みたいに
『普通の生活をしているから普通と思われてる凄い人』がいます。
そういう人って、ひけらかさないし、自分がすごいことにも気がついていないと思います。
『こんなの普通』
と思っているはず。
でも、
そういう人が本物なんだと思います。
ホンモノは日常に隠れているんですねー。
霊能者や施術者もそうですよね。
ホントにすごい人は我先にテレビに出たりしないし、田舎にいたりします。
ホントにすごいと、隠れていても知られちゃいますけどね。
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ヒプノセラピールームHP
みちくさ野はら
