最近はSkypeやLINEのビデオ通話があるので、家族や友だちと離れていても簡単に顔をあわせて話すことができます。
私が小さな頃に想像していた近未来より、よほど情報に関しては発達しています。
〈私の想像力が貧困だったとも言えますが〉
文明の利器のおかげで、娘と孫娘の元気な顔を毎日見ることができます。
ありがたいことです。
孫娘はドンドン大きくぷくぷく太り、まんまるな赤ちゃんになりました。
ちょっと心配なくらい、足はボンレスハムになっています。
下に置くと寝ないので、昼間はコアラ抱っこして寝ているようです。
その可愛らしい写真が送られてきました。
娘からの話を聞くたびに、娘の赤ちゃんの頃と全く同じなので、懐かしいような不思議な気持ちになります。
娘が私で孫娘が娘であるような、タイムスリップしたみたいな。
娘を抱っこしながら見た山や海、近所の風景。友だち。空気感。
もう遠い昔のことなので、キレイなことばかりです(笑)
毎日毎日の繰り返しと積み重ねが今に繋がっているのも、何だか不思議です。
あの赤ちゃんがいつの間にか大人になってました。
今日のこの日も遠い過去になり、孫娘が大人になるのもたった20年後です。
関根勤さんはお孫さんが20歳を迎える82歳まで、生きることを決めているそうです(笑)
私もそうありたいと願っています。
子どもになかなか恵まれなかったんです。
夫に
『子どもが欲しいから結婚したわけじゃないよ』
って言ってもらえて、やっと諦めがついたらお腹に宿ったのが娘でした。
そんなコトもありました。
私一人のたわいもない記憶でさえも、情報処理しようとしたら膨大な量ですね。
残す記憶、奥底に眠らせる記憶、様々に取捨選択して。
きっと都合のいいように選んでるんでしょうね~。
全ての記憶は主観ですから(笑)
これから先の未来も私が想像もしえないような物が発明され、使用されるようになるのでしょう。
それでも人の記憶は今のままアナログなのでしょうね。
今日みたいにとりとめのない思い出に浸る楽しみは、何者にも代え難いです。
ただただ優しい気持ちになれます。
記憶はアナログですが、時間も空間も飛び超えてあちこちに行けます。
考えてみると、人間の情報処理能力は他の何よりもハイテクなのかもしれませんね。
神様恐るべし!
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