春になってたくさんの草花が咲いています。
昭和天皇が
『雑草という草はないんですよ。どの草にも名前があるんです。どの植物にも名前があって、それぞれ自分の好きな場所を選んで生を営んでいるんです。人間の一方的な考えで、これを切って掃除してはいけませんよ。』
と仰ったのは有名な話です。
雑草と一括りにされる花も、近づいてひとつひとつ見ると可憐な花をつけています。
子どもたちがまだ小さかった頃、我が家は地方都市に住んでたので、自然がいっぱいの最高の環境でした。
子どもたちは学校の帰り道に摘んだ草花を花束にして、度々プレゼントしてくれました
ちゃんと茎の長さを揃えて、色合いも考えて。
手でぎゅっと握ってきたのでしょう。
茎に少し手形がついてたりして。
そうそう!
その中に普通のお花が一本混ざっていて慌てたこともありました(笑)
良く話を聞いたら草花を摘んでいる子どもたちを見て、優しいおばさまが庭の花を渡してくださったと。
ありがたくいただきました。
そんな子どもたちのやさしさが沢山詰まった花束が、本当に嬉しかった。
素朴な花束は、素朴な我が家を何回も彩ってくれました。
今でも草花を見ると、子どもたちの光る汗、おでこにはりついた前髪、上気した顔、ピカピカのほっぺ、嬉しそうな笑顔、様々なことを思い出して泣きたくなるような温かい気持ちになります。
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