2回映画化して、現在もcookieで連載している『NANA』。

以下記事はアンチなもんで、ファンの方は見ないでね。




私が20歳くらいの時、NANAにハマった。

18巻くらいまで集めたところで、飽きて全部売ってしまった。

私が老けたせいもあるけど、なんだかついていけなくなった。


結論からすれば、私はあのNANAのキャラ・ハチに嫉妬している。そして、彼女の選んだ選択肢に納得がいかない。

それが、読むことそのものを辞めた直接の原因だと思う。


世の中、そんなにうまく回らねーんだよ。

それしか思えない。

ハチが未婚で妊娠した辺りって、住む家がかろうじてあるだけで、職もない。資格もなければ特技もない。ただのほほんと生きてきた甘ちゃんである。人生の底辺と言ってしまえば言い過ぎだが、そう言っても過言でもない人間が、どーしてシロガネーゼに!?とか思うんですよ。嫉妬しちゃうんですよ。


ロクな努力もせず、女の部分で突っ走った結果、生活の安定を得る。

羨ましいけど、日常的にありえないから萎える。


あと、ハチの旦那になった男も好きじゃない。20歳くらいの女の子ならああいうのが好きなんだろうが、老けた私からすれば……最悪だわ、と思う。


そこそこかわいけりゃ、それなりに救われるっていうシンデレラストーリーってやつですか。

自分が外見で得をしたことはないので(可愛い系ではないもので)、なおさら嫉妬ですわな。




数か月前まで働いていた職場で、20歳くらいのスタッフがNANAが面白いとか言ってて、あーわかいってそういうもんかあとか思ったことがあったのを思い出したのでした。


30歳過ぎると、やたらと現実的になっちまってダメだわね。

中途半端に失敗も成功もしてきてるから、変にズル賢くなってしまってな。

今までバカがつくくらいに真面目で正直で単純に生きてきてしまったので、なおさらそう思うのだった。


いじめにもあったし(私の場合はモノを隠されたり暴行を受けたりと言うのではなく、転校先でなじめず存在がないことにされるという、無視という扱いですけどね。肉体に傷はつきませんが、心には大きな傷が残りますよ★それが転校の数だけ経験しております)、人権がない扱いにも慣れちゃったし、キャバ嬢もやったからさ、人間の汚い部分って見慣れちゃってね。それでも真面目にやってればいつかは報われるとか思ってたけど、結局報われた試しがないしね。


人間、汚いくらいがちょうどいいね!

幼少の頃から真面目に生き過ぎて精神が壊れそうかもしれないという自覚症状のある若い女の子。もしそういう娘がいたら、人生意外とテキトーで大丈夫ですよ!と言ってやりたい。