この記事 の続き。
何となく思い出した。今となっては笑ってしまうが、あの当時はかなり傷ついたな。
地元に引っ越して数ヶ月後、2回目のテストだったな。
理科のテストが返ってきて、とある女子のクラスメートに「今回何点取ったの?」と聞かれた。
前説明をすれば、1回目のテストの時にも同じ人間に同じことを聞かれたのだ。教科も理科ね。
その時は私は97点。だが、3点のミスが私のケアレスミスだったため、97点でも嬉しくなかった。だから、特に喜んだ顔もしていなかった。ってか、友達もいない孤立した状況下でにやにやなんかできねえよな。
で、「何点?テスト見せて」とその女が言ってきたのでお望みの通り見せてやった。断ると長くなるし面倒だからな。
そしたら、「97点!!!!!すっご~~~~い!!!!」と大声で言い始める。周りの人間は無関心を装うも、聞いているのが丸分かりな雰囲気。ってか、点数暴露しやがってな。
「これだけ取れれば嬉しいよね?」と聞かれたので、「ケアレスミスで点数を落としたから…」と正直に答えてしまった私もバカ。
「97点も取っておいて、ケアレスミス!?100点取る気だったの!?97点なんて取りたくても取れる人がそんなにいないのに、信じられない!」とまた大声を出して去って行った。
その後、クラスメートの一部からは「97点取っといてあの態度…信じられない。97点以下の私たちに喧嘩売ってるよね」とひそひそ話され、距離がおかれる。
私の事情は無視なのだ。ま、そんなもんだね(笑)。
で、話を戻す。
2回目のテストでまた点数を聞かれたので、今回は言わないでおこうと決めた私。だって、面倒だもん。
その時私は何点取ったか忘れたが、90点以上だったことは確かだ。
「今回は悪かったから、見せられない」と私も下手な言い訳をして断る。
だが、それで引いてくれるほど優しいわけがない。「じゃあ私のテストも見せるから、見せ合いするってことにしよーよ」とかなりの譲歩案を出してきた。
ほう、譲歩したか。それならいいか…と承諾した私もバカである。
「私のは後で見せるから」という発言を信じ、私はまたテストを見せる。
すると奴は、「90点以上取っといて、結果が悪かったって信じられない!喧嘩売ってるの!?」と怒り始めた。意味が分かりませんね。
で、私は「そんなこと言われても、私の中では勉強不足の結果だから。じゃあそっちのも見せて」とまたまた可愛げのないコメント。ま、可愛げがないのは生まれつきですから。
そしたら奴は「は?何で私が見せなきゃいけないの?」と言い始めた。私も流石にイラッして「そっちが見せるって言うから見せたんだけど」と返す。
そしたら、
「どうして私があなたにテストを見せなきゃいけないの?自分の立場をわきまえなさい!」
と言い捨て去って行ったのだ。
は?
自分の立場をわきまえろ??????
わきまえなさい?????命令??
で、そう言われる原因って1個しかないのよ。
私がこの町の出身者じゃないってこと、即ち部外者だからでしょ。
後から来た人間は、もとからいる人間のいうことを聞かなきゃいけないってことでしょ。
未だに、あの時のことは面白いほどに記憶している。
それを言った人間の顔、声、語調。
私の中ではよほど屈辱だったんだよな。20年近くたつのにまだ忘れてないんだもん。
それで私は学びました。人の言うことは信じてはいけないと。交換条件は、絶対に信じるべきではないと。
信じれば裏切られると。少なくとも、あの時期を生き延びるには自分だけを信じるしかないと。
それからは私は、絶対にテストを見せなかったな。
でも結果は筒抜けだった。担任が教えてるんだよ。どうして教えるんだろうな。
あと、各教科の先生が言うんだよ。90点以上は●さんと▽さん…みたいにな。
しかも私の場合は転校生ってこともあってさ、「雨女さんは転校してきても頑張って勉強して結果を残してる。だから今回このクラスで一番いい点数を取れたんだ。でもお前らはたるんでる!!」とか言う先生もいてさ…。先生側としては、そうやって前からいる連中にやる気を出させようとしてたんだろうけどさ、まるっきり逆効果だっつーの(笑)。
いるよね、いじめられたり無視されたりしてる人間の心理を読めないバカ教師。
だから私は学校の先生が嫌いなんだよ。小中高ってこういう感じの奴らばっかでさ。
その上、担任に面談で言われた言葉。
「あなたが変わればクラスのみんなも変わる。だから、あなたから積極的に話しかけなさい。そうするとなじめるから」
ってな。
ふざけんなって。
それに対して「いや、無理です。っていうか別にこの学校でなじもうなんて思ってませんから」って言い返した私。
担任はデモデモダッテで話を終えてくれない。1人20分くらいの面談が、2時間くらいかかった。
だってさ、放っておいてほしいよね。小学校低学年ならともかく、義務教育最終年ですよ?
ってか、教師どもは大きなお世話だよ。奴らは、自分らが「転校生の雨女さんをなじませてあげる★」と偽善で動けば動くほど、生徒らと私の距離は広がっていくんだ。そしてそれに気付かない教師ども。最悪だよ。
でもその後、その面談を偶然聞いていたとある先生が、担任に意見した。
「雨女さんは雨女さんなりに考えている。あいつは頭もいいし美人だから大丈夫だ。無理に干渉するより遠くから見てた方が雨女さんのため」
…とな。一応、この話は本当です。美人って…お世辞ありがと★
その先生ってのが、厳しすぎるが故に生徒教師から嫌われている、時々暴力も振るう教師だったのである。
生徒から好かれる気ゼロ、正しいことは正しいと、時には暴力も使うもののそういうのを貫ける怖い先生だった。
あの当時の私にとっては、すごくうれしくてな。
今ほど教師が生徒父兄にゴマをする状況じゃなかったものの、私がいた時はほとんどの教師が生徒に好かれようと矛盾贔屓大爆発だった。私は幸い成績が良かったので贔屓の対象だったが、それもあって生徒との距離も広がっててな。だからこそ、贔屓発言の合間に「みんなに話しかけてなじもうYO★」と言ってくる面倒な教師が多くて困っていたのだ。ほっとけ、ってな。
生徒に好かれようと矛盾した言動の教師どもと、逆のことを言ってくれた先生。
教師は大嫌いだが、こういう先生がいたからこそ私は民間で教育業をやったのかもしれない。
私の場合は、転校というフィルターが掛かってしまったために、先生や同級生を見る目が厳しくなってしまって人間の汚さをいち早く知ってしまったのだが、人間の本質をいち早く見抜くという力も同時に得ることができたと思っている。
私の場合は、皆に好かれるいい先生★よりも、厳しくて皆に嫌われてるけど筋の通ってる先生のほうが記憶に大きい。そして、私の人格形成の根っこになってくれている。
こういう点でも、歪んでるんだけどね~。
ま、あの中学校での1年は、一生忘れることはないんだけどな。極力戻りたくもない。