どーでもいい話なのだが、そういうのを書いてもいいのがブログだと思っているので書こうと思う。
私が小学校5年まで通っていた小学校は、とにかく家から遠かった。
小学生からの心理なので、それから20年ちょい経った今となれば大して遠くもないかもしれない。
ただ、私の住んでいた町内の隣の町内はバス通学が認められていたので、バス通学が認められないぎりぎりの場所に住んでいたということは確か。
当時、買い食いをしてはいけないというルールがあり、私はいつも学校の近くの店には行かなかった。コンビニもないご時世である。●●商店とか、そういう店しかなかった時代だ。しかも地方の田舎。田んぼと畑と川しかない。
そういう状況ではあったが、家と学校の距離が遠いということもあり、学校の近くの店には行かずとも、通学路上の家に近い場所にある商店には時々足を運んでいた。近所の同級生と一緒に。
ある日私は一人で、家側のとある商店で買い食いをしようとした。なけなしのお小遣い100円を持って。
当時小学校中学年だが、お小遣いは月300円。ちびまる子ちゃんは1日10円のお小遣い制だったから、だいたい時代は同じようなもんだろう。
当時の私、小学校中学年にしてみれば100円は超大金である。
私は1回では買うものを決められず、3日くらいその商店に通って買うものを選んだ。
商店とは言っても、コンビニのように客が入るとピンポンと音がするわけもなく、店内が明るいわけでもない。
店内には店員(おばさん)の姿もなく、店の開閉音や店内の話声、「すみません会計お願いします」というような声で初めて店員が2階から降りてくるような店である。もちろん、灯りは自然光。電気など外が暗くならなきゃ点かない。古き良き時代の店だと思うかもしれないが、結構怖いぞ。
私のような小娘が一人で静かに入ってきて、店内を物色している様子がとても怪しいと思ったのか。
それとも、接客が面倒だったのかは定かではない。
3日目、店のおばさんはついに怒りだした。その時、おばさんの友達らしきおばさんも一緒に現れた。
静かに店に入ってくること、
買うそぶりもないのに長時間いること(私としては買いたいものを考えて選んでいる)、
一度、肉まんが保温しているケースを開けてみたこと。
確か、そんなことをおばさん2人が言いだして私を責めた。
警察に来てもらおうかしら、学校に連絡しようかしら、と私を完全に犯罪者扱いである。
当然、私は万引くつもりは全くなかった。ひとりでいれば大人しいのが子供である。確かに3日連続で物色されれば気分を害するかもしれないが、小学生ですよ?大人がそれをやったらそりゃ怪しいだろうが…。
暗闇の中で2人のおばさんに責められ、怖くなった私は無言で店を出た。
静かなのは一人だからだし、ひとりで騒ぐのもおかしいだろうし。買うことを前提で3日間店に行ったのに。
何だか、とても悔しかった。でも、何が悪くて何が正しいのか分からないから、誰にも言えなかった。
数日後、その店は火事で全焼した。
火元はその商店で、火が出たのが夜中だったのかな。
隣にもあばら屋の駄菓子屋みたいな店があったが、そっちにも引火していた。そこのかなりの高齢のばあさんが逃げ遅れて死んだのは覚えている。
最終的に死者やけが人が何人かは知らないままだが、死者の報道しかなかった気がする。最悪その店にいた人間全て、焼死したかもわからん。
何せ当時は小学校中学年である。詳しいことはあまり覚えていない。
あの時、何とも形容しがたい感情になったのは覚えている。
買うつもりの客(私)をああやって追い出したから、天罰が下ったんだ。
これこそ因果応報だ。
と自分の心の中で強く思った当時。
今は複雑の一言に尽きるが、当時の私は小学生の割には黒いというかなんというか…復讐思考が備わるのが早いというか……。
この話を笑い話に工夫して友達数人に話したことがあったが、誰も笑ってくれないのでずっと封印していたのだった。
思えば、笑い話になどできない話だわ(笑)。やっぱ私は人間としてちょいとおかしいね!