誕生日に決行した大冒険 | そうだ ちょっと、休もう。

そうだ ちょっと、休もう。

HSP気質なワタシの日常

あにょにょ~!


みなさん、いかがお過ごしでしょうか。


ワタシは4月2日に32歳の誕生日を迎えました。Yeah!!!


当日は旦那氏も仕事が休みだったので、お祝いも兼ねてお昼を食べに、どこか行きたいお店ある?と聞かれたので、ワタシの頭の中には2つのお店が浮かびました。


1つは子供の頃から何度も食べに行ってる、海岸が目の前に広がる素敵な洋食屋さん。メニューは何でも美味しいんです!

でも人気店なのでコロナ禍になってから一度も行ってないので、ずっと行きたいなぁと思ってたんですよ~!空いてる時間を見計らってなら行けるかなぁ…と、第一候補に。


もう1つのお店は、子供の頃から店舗の場所は知ってたけど、一度も行ったことがなかった、山の中にある小さな山小屋風の喫茶店。

実は昨年、その喫茶店のインスタのアカウントを見つけてフォローしてから、美味しそうな料理や素敵な店内のお写真の投稿を見る度に、行ってみたいなぁと思っていたんです。

という訳で第二候補に。


普段のワタシなら、石橋を叩いて叩いて叩きまくって、壊しちゃって渡れないパターンになるくらい、慎重で保守的で、いわゆる安全パイ一択な性格なので、一度も行ったことがないお店と何度も訪れてるお店を天秤にかけたら、今回の場合は海岸の洋食屋さんが圧勝なのですが、そこに"せっかく誕生日なんだしなぁ…"というオプションが加わり、更には旦那氏の「俺、その喫茶店のある地域、一度も行ったことないんだよな~」の一言がワタシの背中を押してきて、今回はちょっと勇気を出して、山の中の喫茶店へ行ってみることにしました。


勇気を出すなんて大げさだと言われるかもですが、お家大好きで超インドア派なワタシにとっては、たとえ喫茶店までは片道15分少々の道のりだったとしても、日帰り温泉旅行くらいの大冒険な感覚なんです。


さて、せっかく大冒険するなら…と思ったワタシは、普段はオシャレにも気を遣いませんが、珍しくイヤリングを付けてみようかなと思い立ちました。


もはや、夢の国に行ったらカチューシャ買っちゃうみたいなテンションです(え?)


20代前半まではイヤリングを付けて出掛けることがよくありましたが、年齢を重ねていく内にイヤリングを付けることがなくなり、小物入れの下の方に埋もれていたイヤリングを久しぶりに発掘しました。

数ある中から選んだのは、高校生の頃に、これから向かう喫茶店の近くにある、可愛い雑貨屋さんで一目惚れして購入した、このイヤリングです。




葉っぱのモチーフが山小屋風なお店の雰囲気と合うかなぁと思い、選んでみました。
春らしさはまるで皆無ですが…(笑)
大事なのは季節感より、自分のときめいた物かどうかよね!

それで、せっかくイヤリングを付けるなら…と、今度はクローゼットから、亡くなった祖母の遺品整理の時にワタシが譲り受けた、こちらのジャケットも引っ張り出して来ました。



ベロア生地なんですけど、袖だけはニット生地になってて…


ボタンもオシャレなんです!

果たして祖母が自分で気に入って着ていたものなのか、それとも誰かから貰って着なかったやつなのか…定かではないですが…(笑)
ありがたく着させてもらいます。

どう着こなせば良いのか分からなくて、一度も着れずにいたので、自分の誕生日に変なテンションに身を任せて、やっと袖を通せたので嬉しかったです。


準備も整い、いざ出発!

ワタシは運転席へ乗り込みます。

なぜなら方向オンチで道に迷うことに長けてる旦那氏に運転を任せる気には到底なれなくて、年に一度の自分に主役が回って来た日にも関わらず、ワタシが運転を買って出て、喫茶店へ向かうことにしました(笑)


運転しながらちょっと心配だったことは、お店の駐車場の場所が分からないということ。

インスタにも詳しくは書いていなくて、「駐車場すぐ分かるかな?何台停められる?満車だったらどうする?」と、いつもの心配シュミレーションが始まってました。


お店の前に着くと、お店の向かいにそれっぽい空き地があったので、そこへ停めてとりあえず店員さんに聞こうと、お店の中へ。



お店の外観はこんな感じです。
木々に囲まれ、野鳥のさえずりも聞こえてました。こじんまりとした佇まいでとっても素敵です。


お店に入るとすぐに、マスターらしきおじちゃんが出迎えてくださいました。

すごく気さくで優しい方で、「おじさま」とか「おじさん」ってよりもっと話しやすい印象だったので、親しみを込めてこのブログの中だけで「おじちゃん」と勝手に呼ばせて頂きます(笑)


恐る恐る駐車場の場所を確認したら、その場所で間違いなかったと分かり、一安心でした。


店内も木をふんだんに使った内装で、庭の花で作ったような可愛らしいリースや手芸品なども飾られていて、ぬくもりのある雰囲気がすごく素敵でした。


お客さんは他にいらっしゃらなかったので、好きなお席へどうぞとのことで、窓側の小さなテーブル席にしました。


昔からそうなのですが、あまり広いテーブルは落ち着かなくて、小さなテーブルが好きなんです(笑)



テーブルにはクリスマスローズとスズランの挿された花瓶が置いてあり、とっても癒されました。


向かいのテーブルもそうなのかなぁ?と思って見てみたら、向かいのテーブルには水仙が数本挿してあって、テーブルごとにお花の種類を変えてあるなんて粋だなぁと、嬉しくなっちゃいました。


ガムシロップや砂糖の入った器も手作り感満載の陶器で、素敵でした。


ほどなくして、おじちゃんがお水とメニューを持ってきてくれました。

メニューも手書きで、可愛い鳥のシールが貼られていて、ほっこりしました。


お腹の減っていたワタシたちは「ファミレスか!」と誰かに突っ込まれそうなくらい、ガッツリ注文しちゃいました。


オーダーをとりに来たおじちゃんと

「じゃ、注文繰り返しま…」

「すみません、あとこれと…」

「はい、じゃ…繰り返しま…」

「すみません、それからこれも…」

という感じのやり取りがあり

「え?これも食べるの?」と言われそうな雰囲気でした(笑)

おじちゃん、テンパらせてしまいごめんなさい!(笑)


そして運ばれてきたメニューがこちらです♬


ナポリタン



ベーコン厚めで、やさしいお味がとっても美味しかったです!




一日二食限定のビーフカレー

これは旦那氏が一人でペロリ。
お肉が柔らかくてめちゃくちゃ美味しかったらしいです。

写真を撮るのを忘れましたが、それぞれにサラダとスープも付けました。美味しかったです。
それから旦那氏はコーヒー、ワタシは紅茶を注文しました。




それからそれからグリルサンド♬


具材たっぷりでチーズの溶け加減が絶妙で最高に美味しかったです!



デザートにワタシは日替わり手作りケーキを。



大好きなガトーショコラですっごく嬉しかったです!とっても美味でした♬
お皿にお店の名前が描かれていて可愛かったです。



旦那氏はクリームあんみつ。


コーヒーを飲み終えてることに気が付いたおじちゃんが「お茶淹れましょうか?」と言ってくれて、サービスで緑茶まで頂いちゃいました。
しかもワタシの分まで(泣)おじちゃん優しい(泣)

デザートも食べ終えた頃、他のお客さんがいらっしゃったので、ワタシたちはおいとますることにしました。

お料理はキッチンにいらっしゃっててお顔は拝見しなかったのですが、女性の方が作られてるみたいで、ワタシたちが食事中、キッチンの方からおじちゃんとその女性の方の楽しげな雰囲気の話し声も少し聞こえて来て、ほっこりしました。

素敵な雰囲気の喫茶店に後ろ髪ひかれながら、片道15分ちょっとの大冒険を終えた後は、旦那氏の希望でそのまま園芸店へ。

この園芸店は一度行ったことがあるので運転中も心配なことはなく、すんなり行けました(笑)

最近、園芸にハマり始めたワタシたちは、ちょこちょこ園芸店に行っては可愛いお花を見つけたり道具を買って来たりしています。

「せっかく誕生日なんだから好きな花買いなよ!」の一言で、またもや夢の国のカチューシャ現象が再来し、普段ならお花の特徴や管理方法などを下調べしてから新しいお花を買うのですが、直感で「可愛い!」と思った鉢植えのお花を2種類、買って貰いました。



それがこちらのカンパニュラと


エニシダです。


旦那氏も前から欲しがっていたアルストロメリアの鉢植えを買っていました。


その後、ホームセンターに寄って土や鉢を買って帰宅。

色々やってる内に夕方になっちゃいました。
以前からうちにあったお花と、この日買ってきたお花を全部ポーチに並べてみたら、普段はあまり感情の起伏のない旦那氏が
「なんかソレっぽい!」と、テンション上がって写メを撮ってたので、後日その写メをワタシにも送ってもらった所…


おもいっきし西日で電柱と旦那氏の影がダダ被りな写真で、吹き出しそうになりました(笑)
そんな撮り方で良いんかい!って感じですよね(笑)


そうそう、我が家の花かんざしを花がら摘みしたやつを、勿体なくてハチミツの空き瓶に挿してあるんですが、カンパニュラが一枝、持ち帰って来る道中にポキッと取れてしまっていたので、一緒に挿してみたら、ヘタ~っとしていたお花が復活してくれたんです~。良かった~!


白と紫と黄色の組み合わせに日々癒されてます。

てな訳で、他の人にとってみたらなんてことない一日だったかもですが、ワタシにとっては色々と大冒険な一日となりました。

この一年も、心身ともに健康に過ごしたいと思います。

いつもブログを読んでくださるみなさん、ありがとうございます。

あにょ~!