トップとオカンと時々テソン~コンクールに入賞したダネ編~③ | そうだ ちょっと、休もう。

そうだ ちょっと、休もう。

HSP気質なワタシの日常

あにょにょ~!





どうも。

たかぎです。





今日はいよいよ

息子トップが

芸術コンクールの

写真部門で入賞したので

その授賞式へと

行って参ります。






お天気も良くて

ひと安心。

さてさて

まだ起きてこない

アホ息子を

起こして来なきゃ。









トップー!

起きなさーーーーい!

仕度しないと

授賞式に遅れるわよー!






息子ちんの部屋へ

声をかけるも

返事がありません







おかしいわね……。

トップー!

入るわよーーー!







ガチャ……。


















なんだ、起きてたのね。







息子ちんは

ベランダに出て

外を眺めたまま振り返りません。





オンマ。

オハヨゴジャイマス。

いよいよデスネ。

緊張してヤバイデストップデス。





あらま。

いつもマイペースなトップでも

緊張することあるのね。

大丈夫よ!

いつものトップらしく

堂々と!ねっ!

さっ、ほらパンツ履いて

支度しなさいね。






ハーイ。







リビングに降りてきた息子ちんは

これから朝食です。












オンマ、ぼくちんの

大好きなチーズ

知らないデスカ?

オンマ食べたデスカ?泣














その頭の上の

物体はなんぞや。












あっ。こんなとこに

あったダネ。

ぼくちんの愛しの

チーズちゃん。

てそんくんカラーの

チーズちゃん♪



















おっぱい大きくなるように

たくさん牛乳も飲むダネ!












なにを

目指してるんだい?














マイペースに朝食を済ませた息子ちん。









ハイハイ、顔洗って

スーツに着替えて来てね。

お部屋に分かるように

吊るしておいたから。









ハーイ。










しばらくして

着替えてきた様子の息子ちん。









オンマ、お待たせダネ。





モンドリアンは

吊るして

ナカッタヨ?(怒)









どこから引っ張り出して

来たのよもう!









なんとか

お着替えも終わって

いよいよ出発です!






トップ、私の運転で行くからね。











ハーイ!

行きまショウ!







隣の子は

置いて行きなさい。

突っ込むとこソコかい。













私の運転でやっと出発!

しばらく車を走らせた頃……











アッ……。







ん?どうかした?












おパンツ履いて来るの

忘れたダネ。












(@ ̄□ ̄@;)!?








朝ベランダに居たときに

ちゃんとおパンツ履きなさいって

言ったじゃない!

もう時間が無いから諦めて!

今日はノーパンで行くわよ!











スースーして

気持ち悪いダネ~泣












我慢しなさい!

帰りにガチャガチャガム

買ってあげるから!

※クリスマス編参照












ワカリマシタ!

イキマショーウ!







こうして単純な息子ちんを

なんとか丸め込み

やっと授賞式の行われる会場へ。







この街の芸術コンクールは

数十年続く街の恒例行事で

絵画や写真などの他にも

ファッションや音楽など

様々な部門の

優れた作品の最優秀を決める

コンクールで

授賞式当日には

ノミネート作品をはじめ

たくさんの芸術品が

会場に展示されるため

会場内は受賞者やら関係者、

また芸術作品を一目見ようと

集まった街の住人たちで

ごった返しています。







さっ。

いよいよね。

心の準備はOK?












ハイ。

手のひらにたくさん

てそんくんって書いて

舌の上で転がしてから

優しくごっくんて

飲み込んだので

ダイジョブデストップデス。











真面目な顔して

なんてこと

言ってるのかしら( ̄ー ̄)汗









受賞者の受付を済ませ

係りの人から

授賞式の流れを説明して頂き

授賞式までは

あと2時間くらいあるとのことで

息子ちんと二人で

会場内の展示作品を

見て回ることにしました。









本当にいろんな作品

展示されてるのね~!











そっそそそそそ

そうデスネー!







やっぱり緊張してる……。笑








あれっ!?

すみません。

もしや写真部門の

授賞式に参加される

トップくんですか?







突然声をかけられ

二人で驚いて振り向くと

そこには街の新聞記者の方々が。







はい。そうですが……。









コンクール主催者の方々から

とても素晴らしい作品だと

伺っています。

少しお時間良いですか?

今日の夕刊に載せる

写真を撮らせてください。








イイデスヨ。

その代わり

ぼくちんのコメントの最後に

「てそんくんアイシテマス」と

書いてクダサイ。









もちろんです。









そんなバナナ。













はーい、笑ってください。

リラックスですよー!












せっかくだから

なにか動きを付けてみましょうか。

何でも良いので

今日の受賞の喜びを叫んでみてください。









てそんくーーーん!

いい加減

振り向いてダネーーー!叫












受賞の喜びは

どうした。







はい!

ありがとうございました~!










いいんかい!汗









……あら?

あそこで絵画を見てるのは

もしやクラスメイトの

よんべくんじゃない?










すると私たちに気がついてくれた

よんべくん。










おう!トップ。

お前もなにか授賞したの?




写真部門デス。



よんべくん

おひさしぶり。

いつも息子と仲良くしてくれてありがとう!

よんべくんも今日は授賞式に?




おばさん、こんにちは。

はい。

僕はファッション部門で……







視線を足元に落とすよんべくん。







下校途中にキレイな花が

咲いてたから

摘んで帰ろうとしたけど

荷物が一杯で両手がふさがってたから

ブーツに挟んで帰ったら

それをたまたま見ていた

コンクール主催者のメンバーが

声をかけてくれたんです。




君のファッションセンスは

芸術的だ!と……笑









そうだったのね~!






確かじよん先生も来てましたよ。

あ。ほらあそこ。

















なんか

ヤヴァイ人と

写真撮ってる!笑










おーいじよん先生!










あ!

こんにちは~!

お母さん、いつもお世話になってます。







いえいえ先生、

うちのアホ息子が

いつもお世話になってます。







コンニチハ。

先生どうしてここに

居るんデスカ?









俺も写真部門に

応募したんだよ。

授賞は逃したけど

愛する生徒たちの応援に来たの。











先生なにその可愛い帽子。



さっきのおっさんに貰った。



カワイデスネ。







……あなたたちの

会話の方が

可愛いわよ。







……ん?スンリが居るダネ!

























あら。ほんとだ。

スンリくんもなにか授賞したのかしら。









あいつは芸術的な盛り付けをした

ラーメンを作って

料理部門で呼ばれたそうです。







スンリくんて一体……(ー_ー;)






やあ、きみたち

ちょっと時間あるかね?






声をかけて来た人の招待は

次回のオカンシリーズにて!







あにょ~!