昨日は内幸町ホールというところに友人の落語を見に志らく一門会に行って来ました

年の瀬ということで街中でもクリスマスを感じさせるゴスペルを聴くことが多くなりましたが、第九が年末の恒例事だったりとたくさんの人が寄り添っての合唱はおしくら饅頭のように暖かい感じがします

志の輔師匠にも第九をテーマにした素晴らしい新作落語がありますが、僕にとってある種の落語はゴスペルのような響きがあります

僕の友人は自分の落語会の開演前にキング・カーティスの「Live At Filmore」を流していたことがありましたが、年末年始の寒い時期になるとアレサ・フランクリンとキング・カーティスの「Live At Filmore」を無性に聴きたくなってしまいます

この前病院で冷え性に効く漢方薬の勉強会がありましたが、そんなものよりアレサの「Love The One You're With」を聴いた方がよっぽど身体がホットになることは間違いありません

そしてアレサのゴスペルのようなぬくもりを感じる極めつけは何といっても談志家元の「芝浜」ですね

もう生で聴くことが出来ないなんて悲しい限りです…
昨日見た志らく師匠の「子別れ」も笑いと涙が瞬時に入れ替わるような素晴らしいものでしたが、別れた夫婦がやり直すことで新しいことが始まるという雰囲気があり、年の瀬を感じてしまいます。
祈りにも似た暖かいぬくもりのようなものを感じるのは、くだらないこととかけがえないことが隣り合わせになっているからこそだと思います。
中野翠さんは宮崎勤の幼女連続殺人事件があったとき、無性に落語が聴きたくなったなんてことを書いていましたが、僕も同じように感じます。
だから世界に終わりが来るとしたら、その日はきっと古今亭志ん生師匠の落語を聴いていると思います

談志家元や志ん生師匠はそんなたいしたものじゃないと絶対に否定すると分かっちゃいますが…
