最近はスタックスのライブ、大林宣彦監督の「この空の花」、ヘンリー・ダーガーの画集、立川談志家元の本、芸術新潮の村上隆さん、ブルータスの岡本太郎さんとアートどっぷりの日々を過ごしていました

しかし、僕のような一般的な仕事をしている人間にとってはアート漬けになるのは、ある意味では自分自身を脅かしかねません

日々の仕事で結果を出してるつもりでも、芸人の友人がいたりすることもあって、創造的に何かを産み出しているわけではない自分を虚しく思ったりしてしまうことがあります

貪欲に感動をもらうだけもらって、自分は誰かに何かを与えることが出来ているんだろうかなんてことも考えてしまいます

ルーチンに陥りやすいところをどうやってモチベーションを高めるかというのは、どんな仕事であっても創造性の関わる部分であり、一緒なのかも知れませんが…

僕は何かに邁進するよりも、いろいろとバランスを取ろうとしてしまう性分ですが、僕が生来の臆病者だということを表しているのかも知れません

父親が暴君のような存在だったことが、バランスを取ろうとする人格を形成するのに繋がっているのだと思います

前の彼女は、ソルフェージュは完璧だし、オペラもピアノも惚れ惚れする腕前の天才タイプでしたが、性格は突っ走るところがプシコのように破綻していたのが堪らなく魅力的でした

彼女には自分には欠けている部分があったということなのでしょう

芸術家になり切れない僕としては、その揺り戻しというわけではないのですが、自転車を買ったり、サーフボードを買ったりとスポーティーにシフト中です

とりあえず下手でもなんでも楽しんでみるぐらいしか能がないのが悲しいところです

こういうときは、聴く音楽もコテコテのフリー・ジャズや抽象的な音像のもの、濃厚なソウル・ミュージックは敬遠して、コンテンポラリーなものの方が心地良く感じるので、ニーヨの「Libra Scale」を聴いています

