U2のライブ映像作品でも最高に好きなのは、2001年の地元アイルランドで行われた「Live From Slain Castle」です

今見ても、最高に感動的であるという点は全く変わっていません

しかし地震と原発事故の後では意味がガラッと変わってしまいました。
受け取り手の意識の変容とでも言うものでしょうか?
それは本気で「Walk On」することが必要になってしまったということです。
一応名が知れたような通りであってもそれは「Where The Streets Have No Name」でしかないということが明るみになったということです。
僕たちが今いるところは、崩れ落ちそうな瓦礫の上なんだということを徹底的に意識する必要がありますね。
きっと今年は世界中でメッキが剥がれ落ちた年として後年語られるようになるのは間違いありません。
年末が近付いて来て、「頑張ろう!!東北」みたいな言葉が流行語大賞を取りました。
とか
年末特番で深刻そうに地震や原発を取り上げて、教訓にしないといけませんというような感じになってしまうはずです。
僕たちは無責任な言葉にうんざりしたはずです。
僕たちは何かを解体しないといけないはずです。
U2は端的にそれを「How To Dismantle An Atomic Bomb」と言ってみせましたが、もちろんそれだけではないはずです。
それは原発でしょうか?
それは官僚組織でしょうか?
それは思考の限界でしょうか?
とても美しい風景だというのに、放射線の線量計は恐ろしい値を示しているなんていう世界は絶対に間違っているはずです。
