テレビ東京の「美の巨人たち」で山下清の「長岡の花火」を特集していました

山下さんは「花火に魅了されて子供だと言われるけど子供でいいんだな」と言ってたそうですが、描かれているものに魅了されているだろうことは、迫力のある構図や緻密な色彩など絵を通して十分過ぎるほど伝わってきますね

放浪の旅に出るときは、画材道具を持たずにふらっと出掛けて行き、旅から戻って来て記憶を振り返って絵を描き始めるのですから、心に残る景色の鮮やかさは普通の人の比ではなさそうです

ここで思い出すのはジョージ・A・ロメロの近作「ランド・オブ・ザ・デッド」です

ゾンビのオリジネーターであるロメロは、ゾンビは打ち上げ花火が上がるとそれに気を取られるという設定を作りました

ゾンビの知性のレベルを見せる方法としては天才的な発明だと思います

そして劇中でゾンビが学習していって、花火なんかには目もくれなくなるという結末も素晴らし過ぎると思います

でもそういう僕は山下清さん並みに花火が好きですし、何回見ても魅了されてしまいます

進化したゾンビには劣る程度の知的レベルということになりそうですね

