ラヒーム・デヴォーンの「LOVE EXPERIENCE」は素晴らしいアルバムです

ラヒームの父親のアブドゥル・ワダッドはジュリアス・ヘンウィルとの共演で知られるジャズのチェロ奏者です。
同じように父親がロフト・ジャズ・シーンのトランペット奏者のオル・ダラであるラッパーのナズと似たような境遇でしょうか?
そういう意味ではラヒームとナズの共演も聴いてみたいですね

アルバムは苦くて切ない空気に満ちていて、ラヒームの考えるLOVE EXPERIENCEがどんなものかということがよく分かります

コンテンポラリーで浮遊感のあるトラック、コーラスを重ねたハーモニー、ストリングスの使い方も父親譲りというか素晴らしいですね

後半になっていくと、重すぎてTOO MUCHといった感じになりますが、前半の曲の素晴らしさは心地良いものです

特に好きなナンバーは「GUESS WHO LOVES YOU MORE」です

シンプルですが格好いいベースライン、浮遊感のあるエレピ、ファルセットの苦いボーカルに被さったコーラスがやるせなさを煽って、堪らないものがあります

僕にとってのLOVE EXPERIENCEもこんな風に苦味走ったものばかりです

