と言っても脱北する人々を指南するわけではなく、森巣博の「越境者的ニッポン」という本の読後録です。


この森巣博さんは世界中の鉄火場を渡り歩いたというだけあって、真偽の程は分かりませんが、ルックスの圧倒的な迫力に説得されてしまいますガーン

「卑しい奴がいた。そばにいるだけで、震えがくるほど雅致を持つ人がいた。思考が不自由な奴(バカのこと)もいた。思考が自由過ぎる人もいた。そこに、人種・民族・国籍の差はない。あったのは人間の差だけである。」

素晴らしいですねニコニコ

当たり前のことなのにどうして忘れてしまうんでしょう?

取りあえず「日本人とは?」なんて構えないといけない為政者はまず、当然のように前提にしておかないといけないですねベル

もっとも、マカオなどの賭場の人々や、若い放浪の旅をする人々を観察すると自由人が多いと思いますので、余計に人間の差だけが浮かび上がって来るのかも知れませんひらめき電球

賭場は金銭的にも精神的にも人間が丸裸にされる場所なので、阿佐田哲也の諸作などに描かれているじりじりする感覚が鋭敏になるんだと思います爆弾


福本伸行の「カイジ」などもぎりぎりの状況で試される人間がこれでもかと描かれていて、素晴らしいのですが、映画の「カイジ」はなかなかのがっかりでしたガーン

誰も頼りに出来ない状況だからこその「カイジ」であるはずなのに、天海祐希の役どころが理解というか甘えられる存在として描かれてしまっているのは致命的ですね。

最後に億単位のお金を騙されて取られたところで、信じられる仲間として描かれてしまったら絶望的な状況という設定はぶち壊しという感じでしたガーン

会長も驚くぐらいもっと刺激を!!とう感じでしょうか?