陽子はイベントの夜、美香がトシに、【happy】について聞いたと聞き、
トシと話しをしよう思った。
だから、DJが終わったトシを探した。
トシは、陽子の知らない友達と話していたが、
陽子を見つけて、陽子のところに来た。
“ どうだった?今日のDJトシのプレイは?”
おどけた感じで、トシが陽子に話かけてきた。
陽子は今、トシのことが、怖かった。
今、思うと、トシと付き合っていた時、
自分がおかしくなっていたような気がしている。
そして、その時の記憶があるから、
怒っているトシのことが怖かった。
トシは怒っている時、
おどけた感じで話を始めることがある。
たぶん、今がそれだ。
“よかったよ、すごく・・・よかったよ・”
陽子が言う。
“ふーん。で、お前は、あの子に、
何をしゃべってくれたの?”
“何も、しゃべってないよ。
ただ、トシ君は、【happy】だって言っただけ。
ごめん・・・。
でも・・・【happy】については、聞かれたけど、何もしゃべってない!”
陽子をは、強くトシに訴えた。
“ふーん。あっそ。
もう今日は イベントなんてどーでもいいや。
外に出ようぜ。片付けてくるから、
お前、これ飲んで待ってろよ。”
そう言って、トシは、近くのテーブルの上にあった、
誰がが飲んで置きっぱなしになっていた、
お酒が少し残って、
中の氷が溶け出してきているようなグラスを取り、
無造作に陽子に渡した。
陽子の表情が、さらに、暗くなる。
“ちゃんと、飲んで待ってろよ”
そう言って、トシはどこかに消えた。
陽子は、そのまま、そこで待っていた。
その場を離れたかったけど、怖すぎて、それができなかった。
トシを待っている間に、陽子にナンパのように
声かけてきた男の子がいた。
でも、陽子は、一言も口を聞かなかった。
しばらく話しかけても、陽子が無視して、
一言も話さないから、
その男の子も舌打ちをして、離れていった。
トシが荷物を持って、陽子のところにやってきた。
“外に出ようぜ”
トシはそう言って、
トシと陽子は、そのまま二人でクラブから外に出ていった。
【happy?(37) 終わり】
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