グループホーム | 手作りの福祉作業所・ひなたぼっこの挑戦

グループホーム

グループホームを、作りたいと強く望むようになった一連の出来事をお話ししたいと思います。


 3年前、1人のお母さんが乳がんと子宮ガンを患われました。

 お母さんは、子供に「一緒に死のう」と言われました。女の子しかし言われたその子は「せっかく授かった命、死にたくない」と答えました。お母さんは、思い直し手術を受けられ、現在、術後3年を生きられています。


 お母さんが、舌癌で、術後の現在会話が困難です。男の子お子さんは、重度の自閉症で、お話しはできません。お母さんは「自分ひとりの命だったら死んでも良かった。でも、この子を残して死ぬわけにはいかなかった」と、おっしゃいました。


 当作業所に、5年通っている男性がいました。男の子お母さんが緊急入院となりました。兄弟が2人、町内にいましたが、面倒は見られないと言う。やむなく1ケ月、星空 夜も作業所で預かりました。しかし結果的に隣町の ビル グループホームに入りました。彼を見送るその日、ひたすら泣きました。 ビル 大きな施設の中で、彼の個性が生きるのか心配です。彼はメモ絵を描くのがとっても上手でした。自分の力の無さを情けなく思っています。