ホームページの中で触れている

「祝福」という合唱曲の詩を

ここに載せておきます。

 

 

祝福     

 

光あれ

魚のうろこは予言を包み

潮はあふれる 魂の壺に

帆に描かれたしるしの外に

明日をひろげる神々の網

 

 

「祝福」は混声合唱組曲「ティオの夜の旅」の一曲です。

池澤夏樹さんの詩集「塩の道」から作られています。

石牟礼道子さん関連記事で池澤氏の名前がたびたび出てくるも、

恥ずかしながら、作品を読んだことがなく、

とりあえず、芥川受賞作品「スティル・ライフ」と

「南の島のティオ」という児童文学から読んでみようかと思っていることろです。

 

詩人の話ばかりしてしまいましたが、

「祝福」の音楽(作曲:木下牧子)が感動的です。

教会旋法を使っているからか、

あちらの宗教っぽくもありつつ、

でも、海を歌っているので、

日本人の自然観、宗教観にも合うのかな?

「潮はあふれる 魂の壺に」のところなんて、

美しく蘇った水俣の海を前に歌うからというのもありますが、

いつも涙をこらえながら歌ってきました。

個人的には、いつか演奏会でもやりたい。

ただ、難易度高いよなあ・・・

アカペラだし・・

 

さて、連休1日目の今日は美容院に行って、

その後は気になっていたところのお片付け。

明日もお片付けの続きと

次男を連れて父の病室に行ったり、かな?

後半2日のどちらかでどこかに行く予定。

なるべく人のいないところに、

・・って、無茶な話ですね・・(;^_^A