最近、一番楽しみにしていたドラマ
「舟を編む~私、辞書つくります~」が終わりました。
とてもいいドラマだったと思います。
原作も読んだし、映画も見たけど、
ずいぶん前だよなあ、と思ったら、
映画は2013年というから、もう10年以上経っています。
なので、なんとなーくしか覚えていなくて、
最初は「ん?続編みたいな?新たに作った話?」
なんて思ったのでしたが、
お話の後半に出てくる「岸辺みどり」を主役にした
別目線からのお話でした。
そして、時代も少しずらして、
コロナの年にかかるように設定されていました。
何にしても新しく作り直したことになりますか。
オリジナルストーリー というやつですね。
でも、情熱を失わず辞書を作り続ける人たちに
ドラマでもやはり心打たれたし、
「言葉の海は広く深い」(受け売り)ことを改めて感じました。
(新しい辞書、欲しくなった(;^_^A)
なんてありきたりの言葉しか言えない自分がもどかしいっ!
俳優さんたちも素晴らしかった。
みどり役の池田エライザさん、馬締さん役の野田洋次郎さん、
素敵でした。
特筆したいのは日本語学者松本先生役の柴田恭兵さん!
その言葉ひとつひとつに重みがあるのにとてもあたたかくて・・
なんというか・・・
言葉への愛、万物への愛をひしひしと感じるというか・・・
もちろん、それって原作者や脚本家の作った台詞なのだけれど、
柴田恭兵さんは松本先生そのものでした。
最終回では、松本先生の「言葉」つまり「心」に涙、涙でした。
脚本は「しずかちゃんとパパ」
「これは経費では落ちません」の蛭田直美さん。
どちらも大好きなドラマで、ナットク!
タイトルに使われていたデザインや
「大渡海」(辞書)の装丁デザインも秀逸だったと思います。
(映画とはまた違う)
音楽も邪魔にならない自然なものでとても良かった。
ドラマ制作者さんたちの熱意ある、
そして丁寧な仕事ぶりを感じました。
あ、そうそう、映画で「馬締さん」役を演じた松田龍平さんが
1シーン、ほんの数秒でしたが出演していました。
見ていない方、
Amazonプライムで見られるようです。
再放送もきっとあると思います。
おススメです。
実は、今週はこんなん出ました。
今日はドラマをおススメしましたが、
もちろん、原作「舟を編む」もおススメです。