今年は卒業する生徒さんたちが4人!

4人とも今週が最後のレッスンでした。

寂しいったらありません(´;ω;`)ウッ…

 

水曜日は高校進学に伴って卒業する生徒さん2人とのお別れでした。

小学校まで、と言っていた一人は

あと1年、あと1年、と予定より3年長く通ってくれました。

中学校の卒業式でも「正解」の合唱伴奏を弾いて、

最後までよく頑張りました。

クールに見せながら、熱いものを持っている彼女、

また弾きたくなったらいつでも戻ってきてほしいです。

 

もう一人は3歳から通った生徒さん。

お姉ちゃん2人は小学校途中まででしたが、

彼女だけは中3まで来てくれました。

最初のころはよく大泣きしてたっけ。

とても賢く、何でもできるのに、

ピアノとなると思うように弾けず、悔しい思いもしていましたが、

昨年の発表会で「戦メリ」が弾けたのが自信になったのか、

中3の合唱コンクールでは、それはそれは難しい伴奏を

端折ることなく、堂々と弾き上げました。

彼女は県外の高校で寮生としての生活を始めます。

実はピアノをやめるつもりはなく、

今後もこちらに帰ってきた時にはレッスンを、

と思ってくれているようです。

 

木曜日は高校3年生の最後のレッスンでした。

彼女も小学校まで、と言っていたのに中学でも続け、

中学校まで、と言っていたのに、結局高校3年間も通い続けました、

専門学校の受験前にひと月休んだだけです。

小学校の時には担任の先生とのことで泣いて、

ずっと抱っこしていたこともあった。

小5の発表会を最後に発表会には出ませんでしたが、

彼女なりの方法でピアノをずっと楽しむことができました。

 

そして、今日、土曜日、

高3になる前にレッスンを終える生徒さんの最後のレッスン。

彼女も小学校前から通ってきてくれて、

電車で一時間かかる中高一貫校に通いながら

吹奏楽部にも所属しながら、

(たしか中学の時は部長だった)

ピアノも頑張って続けました。

お母さんからの丁寧なお手紙には

「一度も嫌だと思ったことはなかったよ」

と言っていたことが書いてありました.

 

今回卒業する生徒さんは4人とも、

器用なタイプの生徒さんではありませんでした。

それでも、ここまで続けてきて、

ピアノが心の拠り所のような存在になっていたように感じます。

それはバリバリ弾けるようになるのと同じぐらい、

うーん、もしかしたらもっと大事なことで、

私としては大威張りをしたいぐらい、

彼女らを誇りに思います。

そして、長い目であたたかい目で

ずっと見てきてくださった保護者さんが素晴らしかった。

途中で辞めさせることもできたと思うのです。

葛藤もあったと思います。

感謝しかありません。

 

ピアノで培ったことは、

4人のこれからにきっとプラスになると思います。

それぞれの道を頑張って進んでいってください。

そして、いつでも帰ってきてね。

 

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             (2014年)

 

あ、4月から新しい生徒さんをお迎えしますが、

そういうわけで、まだ生徒さんお受けできます。

体験レッスンも行っています。

 

(珍しく「レッスンブログ」のようなことをしてみました(;^_^A)