「いつ練習されるんですか。お忙しいのに」

とはよく言われることですが

今回の演奏会後は、いつも以上に言われた気がします。

いっぱい弾いたからだと思いますが、

少年少女合唱団だと、もっと多いし、

Nさん(もう一人のピアニスト)入団前は一人で弾いていました。

 

以前に比べると練習時間は作りやすくなりました。

30代から40代前半は

生徒さんも多かったことに加え、

会社の事務仕事や集金業務などもやっていました。

44歳の時に事務員さんが今の方に代わってから

少しずつ私の仕事も少なくなっていきましたが、

次は介護が待っていました。

それが52才まで。

あの頃は、それこそいつ練習していたのだろうと思います。

レッスンのちょっとした合間を縫って練習していたような覚えがあります。

 

いつだったか、演奏家協会の演奏会で

ピアノソロもアンサンブルも

そして指揮者も務めたことがあり、

夜は週1~2の合唱団練習に加え、

アンサンブルの練習、

指揮をするアンサンブルの練習(指導?)だったので、

夜も週に半分以上は自分の練習時間がとれず、

慣れない指揮の練習は夜中にやったり、

ああ、そうそう、台本書きなどは、

レッスン室にこもって寝たり起きたりしながらやってた。

そんなあの頃を思うと今は時間はあると思う。

だからかな?今、時間の使い方は下手です。

ただ、あの頃より、

レッスンの準備や教材研究などにかける時間は増えました。

だから、あの頃の生徒さんたちに

どんなレッスンをしていたのだろう、

と申し訳なく思います。

いえ、一生懸命やっていたつもりですが、

きっと余裕のないレッスンをしていたのだろうなあ・・・

 

さて、打ち上げの時

昨年、合唱団に入団された方から

(古株Kさんのお兄様で、たった一年でも抜群の存在感)

「祥子ちゃんはずっと合唱団のピアノ弾いてたの?」

と聞かれました。

「ずっと、と言えばずっとなんですけど・・・」

と、もぞもぞ言っていると

間にいたYさん(うちはYさんだらけ)が

「祥子ちゃん、ホントは歌い手だったんです」

と言ってくれて、

私が「歌えなくなっちゃったからですね・・・」と言うと、

「ウチは祥子ちゃんなしにはやってけないんです」

・・・・・・・

うっ・・・・

泣かせないでください!

 

ありがとうございますm(。>__<。)m

 

がむしゃらにやってきましたが、

途中、病気のせいで歌うのが辛くて、

少し遠ざかったり、

このままフェイドアウトしちゃおうかな

なんて本気で思ったこともあったけど、

続けてきて良かったんだなあ・・・

 

考えてみれば

命に関わる大病を乗り越えてきた人もいるわけです。

乗り越えて、人一倍合唱を楽しんでらっしゃいます。

病気じゃなくても、

どんな人にも、どの家庭にもそれぞれ大変なことがあって

それを乗り越えて来ているわけです。

その人生経験は演奏に出ますよね。

だからこそ、ほとんどが若い方たちの全国大会の

「観客賞」で3位をいただけたのかな?

と、今更ながらに思いました。

 

雑感とは

「雑多な感想。まとまりのない思いついたままの感想。とりとめのない感想」

というのはなんとなくわかった上で書き始めたのでしたが、

まああ、ホントに

「雑感」になってしまいました(^_^;)

 

 

 

全然関係ないケド、実家の庭(4/4撮影)