2週間ほど前、
教え子のKちゃんから
「ご報告が遅くなりました」と
お手紙が届きました。
年はおよそ35歳、
二児のお母さんです。

最近、顔を見ないので、
市内のどこかに転勤したのかな、
と思っていたら
車で1時間ちょっとの
水俣よりもっと大きい町の大きいところに
転勤したそうです。

詳しくは書いてなかったので
本当のところはわかりませんが
たぶん栄転ではないかと思います。
だってその会社って、
お偉いさんたちが遠くに行くのですもの。

私の同級生で彼女の元上司が
とにかく仕事ができると誉めていました。

確か、最初はパートで入ったはず。
きっと勉強をいっぱいして
資格試験とかを受けたのではないかなあ。

友達も、
彼女に聞けば何でも分かるし、
臨機応変にやってくれるので助かる、
と言っていました。

と、全部推測で物を言っているので、
間違っていたらごめんなさい。

でも、それが本当だとしても
そういうことを言わない子なのです。
とても謙虚なのです。

ピアノもそうでした。
私は彼女の事、才能のある逸材だと
今でも思っているけれど、
とにかく自分に自信がなくて・・・

結局、違う才能も持っていたわけで、
それがきっと適職だったのかもしれないけれど、
音楽を仕事にしなくても
好きな気持ちは持ち続けていてくれているので、
いずれ、またいずれ
一緒に音楽を楽しめる日を
楽しみにしています。

写真の紙製立体ピアノカードは
お手紙の中に同封されていました。

音楽も流れます。

お返事をろくにしていないので、
この場を借りての
先生からのラブレターでした。