以前から、
「リアアクスルのメモリを左右同じ位置に合わせても、前後タイヤのアライメントが出ているとは限らない」
という話は耳にしていました。
とはいえ、私のバイクは新車時からずっと左右同じメモリで管理。
正直なところ、
「まあ多少の誤差はあっても、そんなにズレてはいないだろう」
と思っていました。
しかし、気になるものは気になる。
なぜならs1000rrのとき一度測ってみたら想像以上にズレていたことがあったから。
ということで、
ついに検証してみることにしました。
疑惑の検証開始
方法は定番の棒アライメント方式。
前後タイヤに四角い棒を取り付け、前後の棒が交差する部分の隙間を左右で比較します。
要するに、
アクスルメモリの言い分ではなく、タイヤ本人に聞いてみる作戦です。
まずはリアアクスルメモリ左右同位置。
いつものセッティングです。
そして測定。
結果は・・・
左右で結構な差。
やっぱりズレてる。
いや、ズレているとは思っていた。
思っていたのだが、
思ったよりズレていた。
「多少」どころではない。
アクスルメモリさん、
なかなか自由奔放な性格をしている。
微調整地獄へ突入
ここからはひたすら調整。
少し動かして測る。
また動かして測る。
さらに動かして測る。
もはやチェーン調整なのか
精神修行なのかわからない。
そして真実の位置へ
何度も調整を繰り返した結果、
左右の棒の隙間がピッタリ一致。
ついにアライメントが出ました。
さて、アクスルメモリはどうなっているのか。
確認してみると・・・
左右で約1mm差。
結論
噂は本当でした。
アクスルメモリを
左右同じにしたからといって、
必ずしも前後タイヤが、
真っ直ぐ並ぶわけではありません。
むしろ私の車両では、
アライメントを合わせるために、あえて左右のメモリを1mmずらす必要がありました。
もちろん車両個体差や
測定誤差もあるでしょう。
ただ一つ言えるのは、
「メモリが揃っているから安心」は危険。
本当に見るべきなのはメモリではなく、
タイヤの向きそのものです。
念の為、
チェーンラインも確認しておきます。
これで今後チェーン調整のたびに、
「左右のメモリ、合ってるな!」
ではなく、
「本当に真っ直ぐか?」
と疑う面倒な人間になってしまいました。
まあ、
バイク乗りなんてそういう生き物ですよね。
















