私は昔から
言いたいことや
言ったらめんどくさくなりそうなことを
言わずに黙っとく癖があった。
変に勘違いされたり
陰口っぽくなったり
相手に伝わったりすることを恐れていたからだ。
多分、学生の時にそういういざこざに
巻き込まれたり
巻き込んだりして
“めんどくさくなりそうなことは言わないほうがいいな“
と思ったからだ。
そうしていくうちに
自分がされてイヤだったことや
なんかおかしいと思う言動をする誰かのことを
誰にも相談せず
相手にも言わず（言えず）
自分の中に留めるようになった。
自分が敵になるのも被害者・加害者になるのも怖いからだ。
自分の気持ちをどこにも吐き出さず
自分の中で抱えていた。
それが日常になっていたから
当たり前すぎて
いつも吐き出さずに溜めて
不快な気持ちが
自分の中に滞っていたわけだ。
そりゃあ良くも悪くも
現実想像ができないわけだ。
むかつく、イヤだったという思いを吐き出せば
スッキリすることさえ
溜め込んで、
そのままにしてるから
未完了のままだ。
現状維持で
先に進めない
ずっとずーっと同じ場所で
同じようなことでつまづいて
の繰り返しだった。
誰かに言うことでスッキリする。（完了する・詰まりが取れる）
自分の中だけでは解決しなかった。（未完了・滞り）
スッキリすることが大事だった。（意識を変えるため）
現状は変わらないかもしれないけど
詰まりが取れるから
流れるように
次の行動が見えてくる。
モヤモヤを吐き出すからスッキリする。
つまり気分が良い
未完了の完了だ。
私にはそれができてなかった。
聞いてもらうのはスッキリさせるため。
聞いてくれた相手にどうにかしてもらうものでもない。
スッキリするから（滞りがなくなるから）
その先に進めるんだ。
被害者になりたくないとか
加害者になりたくないとか
そんなのは相手の捉え方次第だし
私はそう言うふうに勘違いしたりする
相手と仲良くしようとは思わないから
信頼している相手に
思いを聞いてもらえばいいんだ。
前に進むために！
滞りを終わらせて
流れに乗るために。
未完了の完了のために。