感情発達グラデーション
今日、製品の色合いを確認したくてGIMPを操作していた時にふと思ったんです。
赤にもいろいろ。黄色にもいろいろ。
その境目をはっきり区別できないで、曖昧な部分は無限にある。
でもって、曖昧がゆえにその色の捉え方や用い方も人それぞれ。
ひょっとしたらこれって、人間関係における感情のモツレや誤解、すれ違いとか、そういうことと通じるんじゃないの?
(´・ω・`)

ところで、Amebaのプロフィールにもあるように、わたしは保育士免許を持ってます。
学校は商業高校卒が最終なんで、当然保育専門課程を履修したわけではなく、ほんの10年ほど前に独学で取得した資格なのであります。
動機は「健全な子供を育成するための知恵がほしい」。
そんなところです。ええ。
んで、
資格をとることよりも、そのための学習で知恵を身につけることが目的だったわたしは、特に「発達心理学」という科目に集中してみたんですね。
一番興味深かったのは、ヒトの成長における「感情の分化・未分化」という現象。
生まれたばかりの赤ちゃんには「快or不快」の感情しかありません。
不快ならそれを泣いて知らせて、解消すれば快へと変わる。
ただこの時、その解消のプロセス、環境が重要なんですね。
なぜかというと、単に不快が快に変わっただけでなく、そこに母子の信頼関係が築かれていくから。
それを積み重ねていくにつれ、今度は「喜・怒・哀・楽」へ発達。
そして、成長に連れて更に複雑な感情を抱くようになっていくわけです。
これを、感情の分化と呼んで年代別の情緒・感情発達度合いの目安にしてるんですね。
(くわしくは「情緒分化樹形図」とか「ブリッジス」とか「エリクソン」といったキーワードで検索してみてくださいねー)
ここで大事なのは、感情発達のプロセスで重要な要素は「他者との信頼関係」ということ。
やっぱね。これに尽きると思う。
これが不足か欠落したまま身体だけが成長してしまったことが、最近の無気力、無関心、無神経…な若い人たちを増やしたひとつの要因なんじゃないかと考えていくと、いくつかの思い当たるケースがあったんでしたとさ。
例えば、
自分がこれまでに経験したこと、見たこと、聞いたこと、家族間の会話。
これらが世の中のすべてだと捉えているかのような狭小な世界観の中で、すでに自分を諦めてしまっている。
だから、能動的に視野を広げようともしないし、人間関係を築くことにもほとんど興味が無い。
したがって、他人に対する発言、態度を自分で制御できないから人を傷つけても気づかない。
こういう人の持つ感情や情緒の幅というのは、極めて狭い。
だから、「空気が読めない」「応用が効かない」。
しかしそう揶揄されても、当人はあまり深刻に思わない。
という人。
こういう人の感情のグラデーションって、ある一色に偏っているんでしょうね。
誰だって自分が好きなことは突き詰めたい。
だけど、それに関わる事柄なんて、視野を広げて見ていけばいくらでもあるんですね。
ほんのちょっと別の色を取り入れることで、視点を変えられる。
そうすることで視野が広がる。
すると、いままで気付かなかった物事を推し量ることを覚える。
そうして知識が広がる。ってね。
じゃあ、その「ちょっと別の色を入れる」ってどうすりゃいい?って話になるんだけど、わたしは「他人とのつながり、コミュニケーション」以外にないと思っている。
( ー`дー´)キリッ
赤にもいろいろ。黄色にもいろいろ。
その境目をはっきり区別できないで、曖昧な部分は無限にある。
でもって、曖昧がゆえにその色の捉え方や用い方も人それぞれ。
ひょっとしたらこれって、人間関係における感情のモツレや誤解、すれ違いとか、そういうことと通じるんじゃないの?
(´・ω・`)

ところで、Amebaのプロフィールにもあるように、わたしは保育士免許を持ってます。
学校は商業高校卒が最終なんで、当然保育専門課程を履修したわけではなく、ほんの10年ほど前に独学で取得した資格なのであります。
動機は「健全な子供を育成するための知恵がほしい」。
そんなところです。ええ。
んで、
資格をとることよりも、そのための学習で知恵を身につけることが目的だったわたしは、特に「発達心理学」という科目に集中してみたんですね。
一番興味深かったのは、ヒトの成長における「感情の分化・未分化」という現象。
生まれたばかりの赤ちゃんには「快or不快」の感情しかありません。
不快ならそれを泣いて知らせて、解消すれば快へと変わる。
ただこの時、その解消のプロセス、環境が重要なんですね。
なぜかというと、単に不快が快に変わっただけでなく、そこに母子の信頼関係が築かれていくから。
それを積み重ねていくにつれ、今度は「喜・怒・哀・楽」へ発達。
そして、成長に連れて更に複雑な感情を抱くようになっていくわけです。
これを、感情の分化と呼んで年代別の情緒・感情発達度合いの目安にしてるんですね。
(くわしくは「情緒分化樹形図」とか「ブリッジス」とか「エリクソン」といったキーワードで検索してみてくださいねー)
ここで大事なのは、感情発達のプロセスで重要な要素は「他者との信頼関係」ということ。
やっぱね。これに尽きると思う。
これが不足か欠落したまま身体だけが成長してしまったことが、最近の無気力、無関心、無神経…な若い人たちを増やしたひとつの要因なんじゃないかと考えていくと、いくつかの思い当たるケースがあったんでしたとさ。
例えば、
自分がこれまでに経験したこと、見たこと、聞いたこと、家族間の会話。
これらが世の中のすべてだと捉えているかのような狭小な世界観の中で、すでに自分を諦めてしまっている。
だから、能動的に視野を広げようともしないし、人間関係を築くことにもほとんど興味が無い。
したがって、他人に対する発言、態度を自分で制御できないから人を傷つけても気づかない。
こういう人の持つ感情や情緒の幅というのは、極めて狭い。
だから、「空気が読めない」「応用が効かない」。
しかしそう揶揄されても、当人はあまり深刻に思わない。
という人。
こういう人の感情のグラデーションって、ある一色に偏っているんでしょうね。
誰だって自分が好きなことは突き詰めたい。
だけど、それに関わる事柄なんて、視野を広げて見ていけばいくらでもあるんですね。
ほんのちょっと別の色を取り入れることで、視点を変えられる。
そうすることで視野が広がる。
すると、いままで気付かなかった物事を推し量ることを覚える。
そうして知識が広がる。ってね。
じゃあ、その「ちょっと別の色を入れる」ってどうすりゃいい?って話になるんだけど、わたしは「他人とのつながり、コミュニケーション」以外にないと思っている。
( ー`дー´)キリッ