長野のナッちゃん ( ー`дー´)キリッ | ガノタなモノづくりママの日常

長野のナッちゃん ( ー`дー´)キリッ

いきなりですが、「ナッちゃん」という漫画をご存知でしょうか?




ご存じない方のために、うーんとカンタンにあらすじを紹介しますね。
あんまり詳しくは書ききれないし、ネタバレになるからね。ヽ( ´ー)ノ フッ

大阪のちいさな鉄工所(町工場)の娘として育ったナッちゃんは、小さい頃から工場で汗をかきモノを作るお父さんの姿が大好きで、いつしか鉄工所の仕事に興味を覚えるのです。
学校を出てから一旦は保険会社に就職するものの、長いことガンを患っていたお父さんが倒れ、亡くなったのを機に一念発起。家業を継ぐことになるのであります。

ところが、やっぱり鉄工所という職場は男の世界なんでしょうな。
当然のごとく「女のくせに生意気な」とか、「お父さんだったらよかったのに、あんたじゃムリだ」といった冷たい言葉をはじめ、ナッちゃんの前途には数多くの壁が立ちはだかります。

だけどナッちゃんはくじけない!あきらめない!

「出来るかどうかじゃない。どうやったら出来るか考えるんや」
このお父さんの言葉を胸にいだいて、知恵を絞って工夫をし作業の腕を磨き、仕事を依頼してくれたお客さんの利益のために一生懸命努力するナッちゃん。
やがて仕事を通して周囲の誤解が解けてゆき、徐々に信頼を得ていく過程にはすごく共感しますよ。やっぱり。

で、そのうちコミックから切削油や切粉の匂いを感じてくる不思議。
でもって、ナッちゃんが自分のコピー、また逆にライバルに思えてくる不思議。

どっぷりはまって、全21巻+東京編3巻ぜぇーーーーーんぶ揃えた。ヽ(´ー`)ノ
いつか「東北編」とか「信州編」なんて続刊が出たらいいなぁー。

ところで実はわたし、このナッちゃんの生みの親である、漫画家のたなかじゅん先生とはちょっと仲良くさせてもらってるんですね。
それで、だいぶ前のことですけど、じきじきに「長野のナッちゃん」の称号を頂いたのであります!
これは、たいへん名誉なことなのであります!

今年も残り半月を切ったところ。
今の調子だと、アタフタしているうちに「気づいたら新年」ということになりそうなんで、ここでこの「長野のナッちゃん」と呼ばれるにふさわしい一年だったか、振り返る時間を作ろうかな。
で、来年も称号に恥じないように精一杯働くんだ!

( ^ω^)