与えすぎが子供を退化させるんですのよ | ガノタなモノづくりママの日常

与えすぎが子供を退化させるんですのよ

伝えたい用件を頭の中で整理して、「話して伝える」
これができない子が多いのは、「打ち込んで、その文章がダメなら推敲して、自分の都合のいいときに送信すれば用事がすむ」というメールの便利さに慣れてしまっているせい。
もちろん経済負担なんか考えてるわけないから、電話で済むような用件をゴテゴテ飾ったメールでやり取りする。
そりゃあ、受け取った側も相当なパケット代かかるわけだから、数日でン千円にもなる罠。

うちの娘に持たせている携帯は、キッズフィルター&リミッターつきプランの初期型FOMA。
だからしばしば、通信上限を超えてリミッターが発動してしまい使用不能になる。
でも、わたしは絶対料金プランを変更しないし、端末も買い換えることを許さない。
「自分で収入を得て、自己管理するようになってから」
これが約束だからね。

本人は不満だろうけど、そういうもんだと思ってるから絶対方針は曲げない。

フィルタリング&リミッター。
収入のない未成年なら本来それで十分ジャン。


電子書籍リーダーを使っての読書もね、大人ならいいよ。
でも、子供にはやっぱり紙媒体で与えてほしい。

自分の手を使って紙のページをめくってお話を読む。
指先から伝わる紙の感触と、そのとき読んだ文章は、同時に脳にインプットされるから記憶されやすいのですよ。
人間って、ものすごい能力を持っているんですよ。
便利がヒトをダメにするような人体実験を、子供相手に実施してやしませんか?

そんなわけで、大人の目線で子供に物を買い与えるから、コミュニケーション能力が落ちていくんだと腹立たしく思う次第。