すべての職業は「サービス業」であれ | ガノタなモノづくりママの日常

すべての職業は「サービス業」であれ

最近自宅の電気温水器が調子悪いんですよ。
まだ4年半しか使っていないのに、基板がいけないのかサーモスタットが壊れたのか、はたまた減圧弁がイカれたかなにかで調子悪い。

故障に最初に気づいたのは、中部電力さん。
深夜電力の使用量だけが倍増していることに気づいた検針員が知らせてくれたことで、温水器の故障が発覚!

すぐに設置した設備屋に連絡をしたものの、これがもうね、なかなか連絡がつかず対応悪すぎ。
だから自分でメーカーに修理を依頼しようと電話をしたわけですが、なんとその設備屋は、こちらへのヒアリングもそこそこに、メーカーの修理窓口に修理依頼の申請を出したって言うから驚きですよ。
ヽ(`Д´)ノ

ふつう、現場を下見に来て何が悪いのか判定してから、必要に応じて機器メーカーに修理依頼するもんじゃないんですかねぇ???

面白くないんでメーカーの修理窓口にもう一度連絡を取って、設備屋経由の修理依頼を取り消してもらって、直接の依頼にしてもらいました。ヤレヤレ。

だって、信用できないんだからしょうがない。
どんなに設備工事の腕がよかろうと、お客が困っている(しかも生活に関わるインフラの障害で)のに自分の都合だけで勝手に仕事を進めるって、サービス業という側面ではどうなの?

どんな仕事でも必ず相手というものが存在するんだから、常に「この仕事は、サービス業なんだ」という意識は持たないとダメだよね。
これね、ずーっと前から思っていたこと。

たとえば部品加工であっても、「寸法合ってます。精度出てます。使用上問題ない。だから文句ないでしょ」って、ホイって手渡されるのと、同じように仕上がったものを、きちんと油を拭いてプチなりなんなりで包んで渡されるのとは印象違うよね。

どんなに丁寧に包装されようが、使う時には一緒なんだけど、

前者は、「製品」を手渡している。
後者は、「商品」を手渡している。


という、印象の違いはあるわけで、そこにささやかな付加価値を感じることもあるんですよねー。


だって、人間だもの(´∀`)