水と風 | ガノタなモノづくりママの日常

水と風

昨日から今日にかけて、利根川水系の浄水場から水を引く、都内のごく一部の地域に対して「乳幼児の水道水の飲用をやめるように」って警告が出ましたよね。

これは、原発から大気中に放出された放射線や放射性物質が、3月21日から22日に降った雨に混じって地上に落ちて土壌を通して水源に入ってしまったのが原因かと。

だから、福島原発から出た気体の広がりを受ける地域に住んでいる方々は、しばらく雨や水との関わり方にちょっと注意したほうがいいでしょうね。
(´・ω・`)

ところが、まーた、報道に煽られて、影響ないはずの信州諏訪、上伊那でも、そのニュースが出た直後から「うちの水道水は、飲んでも大丈夫か?」という心配がちらほら湧いているようです。

「そんな水道水で大丈夫か?」

「大丈夫だ、問題ない」


わたしは気象学とかよく知らないけど、中学校の理科レベルで考えてもわかるであろうことをちょっと書きます。
これはちょうど先週、mixiボイスで書いた内容でs。


基本的でおおまかな話、風は常に東へ向かって吹いているんですよ。
高度空域における偏西風ね。
これを親方としよう。
したがって高度空域での福島原発の放射能汚染大気は、親方の力でほとんど海側へ流される。

問題ないでしょ(;^ω^)

じゃ、低空域ではどうなるんだ?っていうと、汚染された空気はその時の気圧配置や気温によって方向を変えるんで、素直に言うと風は四方八方へ流れますよ。
で、これは子分としよう。
子分が一人で移動できる範囲は狭いので、低空域での汚染大気は遠距離への到達力はほとんど無いんですよ。
増してや福島から何百キロも、はるか離れた信州まで届くなんてありえない。
地図で見ると平たいけど、実際は山アリ谷アリなわけで、風は標高の高いところから低いところには吹くけど、その逆は、まずないから。

じゃ、放射線が溶け込んだ雨雲がこっちに流れてきて、雨が降ったらどうなるのよ?っていうと、雨を降らせるような高度になると今度は親方の偏西風の影響のほうが強くなるから、そんな可能性はほぼ0。
そもそも雨雲の高度って1000m~2000mくらいだから、ふつーに山越えられるわけないですよ。
毎度の台風も、長野の上空に差し掛かったとたん一気に勢力落ちるじゃないですか。

ていうか、みんな「台風?あ~、長野は山があるで、来てもたいしたことねーわ」って言ってるしw
だったら、理解できるんじゃないですかね?

  ∧∧                         ∧_∧
 (゚Д゚ )                        ( ´∀`)
  ⊂  ヽ   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\    /,   つ
   〉 ノノ~ <    まぁ おちけつ     > (_(_, )
  ∪∪    \_________/     しし'