ほーらはじまった | ガノタなモノづくりママの日常

ほーらはじまった

今回のはやぶさ帰還の相乗効果で、NECではイオンエンジン関連の受注が増えてきたんですってよ。

だから言ったじゃん。
技術開発や基礎研究の蓄積は、日本の製造業の基幹部分にある知的財産だって。
それが商用化されて、その分野の産業が忙しくなって、その先の産業にも波及して、そのまた先の産業にも…

ってね。

だけどそんなニュースはネットでしか見られませんね。
それも、わたしみたいにGoogleニュースを常時Twitterでchaseしているような変わり者じゃない限りタイムリーに知ることはないかも知れません。


そしたらこんなニュースですよ。



http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100615-00000087-jij-pol
蓮舫行政刷新担当相は15日午前の閣議後の記者会見で、探査機「はやぶさ」の帰還を「偉業は国民全員が誇るべきもの。世界に向かって大きな発信をした」と絶賛した。
昨年11月の事業仕分けでは、後継機開発など衛星関連予算を削減と判定している。
このことについて、蓮舫氏は「仕分け結果を何が何でも守るべきだということではない。国民のさまざまな声は、次期予算編成に当然反映されるべきだ」と語った。


あ、そうそう。
マージャンの自動点数計算機の特許をもつことでおなじみの菅直人総理も、今回のはやぶさの件では「特段の配慮を検討したい」と言ったとか言わなかったとか。。。


フ━━━( ´_ゝ`)━━━ン!! いまさらな正論ありがとな。


まぁ、あの仕分けについてはあらかじめ「結果に法的拘束力はありません」ってお話でしたけど、メディアはそういう扱いをしませんからね。

国民の利益にならない予算をバサバサ斬っていく事業仕分けは痛快!さすが国民の生活優先をマヌケストマニフェストに掲げる政党ね!

みたいな賛辞しか流さないじゃないですかね。



なのに、「国民生活に直接関係ない予算は斬る!」というパフォーマンスを見せ付けた、たった半年後のこの発言ってなんですかね?
メディアもどう扱っていいのか迷うんじゃ?

「事業仕分けに法的拘束力はありません」
「事業仕分けの結果は必ず守らなければいけないものではありません」
ってさぁー。
それを大人は「言い訳」とか「弁解」と言いますよ。


風向きで方針コロコロ変えるくらいだったら、事業仕分けなんかやる意味なくないですか?
やめればいいのに。

あの事業仕分けにどれだけの税金使ってるんだろうね?
事業仕分けやめれば、はやぶさ2の予算なんかポンと出そうな気がするんですが (`・ω・´)





つーか、

政権政党の中の人は、投資と無駄使いの違いってわかってるんですかね?