宮崎県が気になってしょうがない | ガノタなモノづくりママの日常

宮崎県が気になってしょうがない

先月中旬(真相は4月上旬)に発生した、宮崎県内における口蹄疫問題。
あんまりTVニュースで取り上げないもんだから、この非常事態を把握している人はそう多くは無いと思う。
自分の周りでも、やっぱ普段から社会情勢にアンテナ張っている人じゃないと話を切り出せないです。

でもねぇー(; ・`д・´)

さすがにこれ以上の報道規制はまずい!

確かにこの伝染病は人間には感染しないという。
でも、1軒の畜産農家で1頭の感染が認められれば、その農家が飼育しているすべての牛や豚が処分されるんですよね。
特に豚への感染力はすさまじく、牛の3000倍らしい。
だからここ数日で処分されたのは圧倒的に豚が多い。


「でも九州のことでしょ?関係ないじゃん」 

いるんですよね。
いい年してこういうことを平気でほざく人が。


一人一人のこういう思考が、「自分の利益が損なわれないなら、関係ないもん」という、無責任と無関心を社会に拡散していくんですよ。


わたしは製造業というカテゴリで仕事をしています。
でも、「自分の仕事に直接関係ないから、畜産業界のことは知りません」っていうわけにはいかないですよ。
この国で働いて納税している以上、納税者ひとりひとりが社会の歯車なんですね。
だからすべての産業はリンクしてると考えるのはあたりまえ。
それなのに、知ってしかるべき情報をあえて知らせない政府の動向って、常識では考えられませんね。

もうむしゃくしゃするから書く。

まず、このとてつもない感染力をもった口蹄疫ってのが、どれほど恐ろしい伝染病なのかを一言で言うと


畜産というひとつの産業を、日本中で破滅させるほどの伝染病。


で、


今回の政府の問題点

○ 初期対応の失敗

4月28日 http://www.fao.org/news/story/en/item/41702/icode/
国際連合食糧農業機関(FAO)が、日本と韓国にアウトブレイクの警告発令
←これすら報じられてない

○ にもかかわらず、責任者(農林水産大臣)が外遊名目で逃亡
○ 加えて報道規制による危機感の欠如

だからこうなった

○ 感染拡大中
○ 日本産食肉輸出規制←いまここ

この後の展開として、最悪は日本人の渡航禁止もありえるかも…と、海外の和牛ファンが心配しているそうですが。
海外のほうがこちらの事情に詳しいって、、、なんか、いろいろおかしいですよ!?


やる夫が宮崎県で牧場をしていたそうです(これまでの経緯) 
http://oyoguyaruo.blog72.fc2.com/blog-entry-1958.html