6/9(日)日本ツアー選手権の最終日を観戦。観戦目的は、男子プロの豪快なメジャー戦に触れること、優勝争いしてる岩田寛プロを応援すること。

 

家を出たのは午前10時を過ぎてたかしら、会場に着いたのが12時頃。急ぐつもりもない、後半の優勝争いを見るだけで十分かと。電車(常磐線)の窓外に白い栗の花が咲き乱れてた。茨城県は日本一の栗の生産どころ。

(写真は宍戸ヒルズCCのクラブハウス)

3日目終了時点では、小木曽喬、金谷拓実、岩田寛プロの3人が-10で首位タイに並んでたが、会場に着いた時点では、岩田Pと2組前の米澤蓮Pが-14で首位。いいねっと思いつつも、宍戸ヒルズはアップダウンのきついコースなので、岩田Pの最終組を追わず、待機することに。逆回りに向かう。池のある17番では、かわせみのホバリングを発見、瑞兆かも。17番からつながる14番グリーンで待機することに。

 

岩田プロの14番からをフォーカスします。

 

14番は打ち下ろしのミドル、460Y、FW中央に大木あり、狭い。グリーンはかなりの受けグリーン。岩田PのFWからの2打目は随分ショート、アプローチはピン横6m、これを外し、おはようボギー。まずいじゃないの!-14から-13に落としたかと思ったら、-15から-14に落したようでまだ単独トップ維持。この時、18番方向から大歓声が轟いてきた、どうやら石川遼Pがスーパープレイでホールアウトしたようだ、彼、today-8 total-13、クラブハウスリーダーにのし上がった。

 

15番は638Yのロング。長いし狭い、右OB、左は林、バーディもとれるがボギーもでるホール。岩田P、ティーショットよし、2打目は左ラフも悪くはない、が、3打目は広いグリーンに乗っただけ、グリーン奥までは20Y以上あったかも。2パットのパー。

 

16番は池越えのショートコース、190Y、ピンは池に近いし2段グリーンの下側。岩田Pのショットは、ピンと同じ面、1Pちょっとのナイスショット、けれど惜しくも外しパー。依然-14で単独首位キープ。

 

17番は、481Yのミドル。右OB、左は深いラフ、ラフに入れば池手前にレイアップが必要、ボールの落下地点が見えない、名物の難関ホール。岩田P、ティショット打つや右手を上げて「ファー!」の声、やってしまったかと一瞬去来するも、キック良く、FWに出てきたじゃないの。2打目はピン8m程オーバー。難しいグリーンといえどパーは間違いないと思ったのが、なんと上からのパットが止まらない、1Pほど打ちすぎ、返しも決められずボギー。この時点で、クラブハウスリーダーの石川Pと並んでしまった。こうなったら、易しくない18番を残す岩田Pより先にあがった石川Pの方が有利な情勢。18番に向かう通路とギャラリーの通路とが交差してる、ノユ、岩田Pに声掛けたね「頑張れっ」と。

 

18番は上り勾配で467Y。右はラフ、左は落下地点にバンカー。グリーン周りはもう人垣ができてて身動きがとれない、岩田Pの2打目がグリーン右のバンカーから跳ね上がって辛うじてグリーンに残った、ピンまで20m位ある、これをパターできちっと寄せてパー、-13でホールアウト。石川遼Pとのプレーオフ突入です。

 

プレーオフの内容は皆さんご承知なので割愛します。

 

岩田寛、43歳、メジャー初勝利、メジャー最年長勝利、ツアー通算6勝目、お見事、おめでとうございます。

表彰式を拝見。日本ゴルフツアー機構の諸星会長初め各関係者のご挨拶も拝聴、勝利者の岩田プロのインタビュウがいろいろ特筆するものがありました。

17番、18番のプレーの時は、どんな心境でしたか?「思い出したくありません」

「18番に向かうときに、『岩田、頑張れ〜』に泣きそうになりました」。これっ、ノユの掛け声です。っと、思ったのですが、冷静に考えたら、プレーオフの時の18番に向かうときに掛かった掛け声でしたね(笑)

今後について「年齢の数値は気にせず、若手に負けないよう、頑張ります」。

家でお茶を飲みながら食べようと、茨城名産、栗のお菓子を買ったのですが、お腹がすいてて電車の中で完食、家に辿り着いたのは20時を回ってました。