昨日のは関西の「なんでも言って委員会」です。
あんな事実誤認というか事実歪曲をやるようになったから、もう番組終了でしょう。
【琉球新報】19/11/7
『首里城再建を主導するのは国?県? 議論の前に押さえておきたい首里城の所有を巡る歴史
(記事中から抜粋)
首里城正殿などが焼失した首里城火災から7日で1週間となった。県の管理体制の本格的な検証はこれからだが、それと同時に再建への道筋をどう描くかも課題となっている。玉城デニー知事は焼失直後に上京し、政府に早期再建を要請した。一方の安倍晋三首相も6日の閣僚会議で財源を含め、政府の責任で取り組むと表明した。しかし、国営公園とはいえ、「沖縄のシンボル」としての首里城再建が国主導で進められることに違和感を感じる県民も少なくない。再建を主導すべきは国か県か。県民の間にさまざまな意見がある。』
で、マスコミは沖縄県が主導って方向で
「募金が世界中から!」
とも報じましたし、いかにも沖縄県政が主導しているような印象操作を行いました。
ま、バレたから止めると思いましたが、SNSでは相も変わらず言ってる人が居ます。
それが復活したのは、これから本格的な正殿の再建工事が始まるからなんでしょうねぇ。
「沖縄県と皆さんの募金で首里城が再建されました!」
って言う為のスリ込みで。
その為に使うのは、右翼番組と謂われている「委員会」が最適だと謂うことかと。
『菅官房長官は、首里城が国営の公園内にあることから、政府が責任をもって取り組むと強調しました』
所有者は国ですから、保険金と国費で再建するのは当然です。
下は、19年10/31のTBSNスタ。
昭和の解体・修理を報じたのは、この番組だけです。
その最中、昭和5年の台風による被害。
解体しようという意見が地元から出る中、本土の人達が奔走して昭和6年からの解体・修理が行われました。
工事を請け負ったのは清水組(現清水建設)。
一番上の琉球新報の記事から抜粋。
『復元に携わってきた琉球大名誉教授の高良倉吉氏は「首里城復元整備を求め国営事業をしてきた経緯がある。
県がゼロから整備できるのか。
責任を持って早く元に戻せるのは誰かということを考える必要がある」と話す。』
こういう、現実的な方が居ます。
沖縄県政が再建をやったら、100年経っても再建は出来ません。
材料は調達出来ないし職人も居ない。
この30年、何もしていない沖縄県政。
火災から3年が過ぎて、職人育成に幾ら金を掛けたのか分からない沖縄県政。
言い訳だけマスコミに取り上げて貰う沖縄県政。
いい加減、マスコミは沖縄県政を保護するのを止めて貰いたい。
困るのは沖縄県民なんだから。
昨日の
「漆を塗らなかった」
を含めて詳しく知りたい方は
「首里城を救った男」(ニライ社)
を読んでいただければと思います。
沖縄県政が奉神門の西側に建設を計画している「中城御殿」や「御茶屋御殿」や、浦添城北側の浦添ようどれの戦前の写真も掲載されています。