人気店だと噂になっている店や、業者さんからの紹介の店などなど、仕事柄勉強も兼ねて僕は色んな飲食店に行きます
コロナ禍で現在は減ってますが、一年間に100軒以上は新規開拓をしていたと思います
その際、いつも考えるのが、その店が10年続くかどうかです
先日も新しいカッコイイお店へ行ってきました
しかし、10年後にはこの店はなくなっているだろうと感じました
なぜなら料理も接客も良いのだけど、トータルで考えた時にまた来たいと感じられなかったからです
飲食店は10年続かないと全く儲かりません
だから、奇抜な店や流行りの業態の店をオープンさせて一時的に繁盛させてもまず元が取れません
一年に一回行けばいいかなという店は、大都会ならともかく人口の少ない地方都市では長期的には成立しないのです
記念日に使うようなオーナーシェフ常駐の高級店はまた別だと思いますが、、、
それ以外だと
地方都市では、普段使いのお店しか生き残れないのです
そこを勘違いして、都会で流行っているからといって奇抜なお店を出店したり、流行りの業態に飛びつくような経営者が後を絶ちません
みんな手っ取り早く金儲けをしたいのです
僕は長く続く店しかやりません
儲けは後でゆっくり頂けば良いのです
10年後、20年後にもきはちという店が生き残ることだけを考えて経営してます
それが社員に対する社長としての責任でもあります
当たり前ですが、長く続くお店でしか社員や関わる人たちを幸せにできないからです
我々はきはちという店の中身を磨き続け、お客様の支持を着実に獲得していけば良いのです
他のことにかまけている暇などありません
僕達にしかできないことをコツコツ継続できるかどうかが一番です
ライバル会社との戦いが一番ではないのです
今日の事業の収益は赤字でない限り
社長にとって大した重要性はない。
大切なのは、あくまでも
会社の将来の収益なのである。
by 一倉定
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