かなごんとモコの喜怒哀楽な生活 -16ページ目

かなごんとモコの喜怒哀楽な生活

思いがけない2人目の病気。水無脳症。
生まれるまでの不安や葛藤、無事生まれてきてからの生活などを綴ります。

5月26日はモコさん、19回目の月命日でした。
お寺に行ったのですが、ちょうど法要が行われてたので帰りました。
また後日行けたらなと思ってます。
そろそろモコさんの桜がどんな感じか見てみたいなー。

暑くなってきてお花の傷みが早いです。
油断してると貧相な花の祭壇になってしまいます。よく失敗する母です…。

今回もお花を頂き、感謝。

もうモコさんが私の手を離れてから、一年半以上の時が過ぎてしまって、
色んなことを忘れてしまっていそうで怖いです。
無条件に私を受け入れてくれていた存在を失って、より一層自信がなくなってしまったように思います。
悲しい。

猫猫猫猫猫猫猫猫猫猫猫猫
そんな私を支えてくれるもう一本の柱であるかなごん。
思春期に片足突っ込んだとはいえ、いまだに手を繋ぐし、素直なところが多いです。

対人面はピカイチだと四年生の時の先生に言われたかなごん。

テレビとか見てると大きな声で突っ込んだり笑ったり、同じことを繰り返し言ってみたりしてるかなごん。
もう、賑やかしいなぁ…と思いながらも、お友達との間でもこんな感じなのかな?と思ってました。
結果、
友達との間でもそんな感じでした。
でもそれには意味があるんだろうなぁと。
かなごんは会話の中で瞬時に理解したり返答したりすることが苦手なので、理解したり面白いと感じた言葉を抜き取り、そこに注目して会話の中に入る、大きな声で輪に入る、という、かなごんなりの対人スキルから生み出されたものなんだなと感じました。

なんかそう思うと、なんて健気なんだろう、愛しいんだろうと感じました。

このかなごんのおちゃらけた反応、よい方向に向かうことも。
ファミレスに食事に行った際、食後に店員さんが食器をひいてくれてたのだけど、手元が狂ってスプーンが勢いよくテーブルに落ちました。
私たちは気に障ったりしたわけではないのだけど、大きな音とバウンドしたスプーンにびっくりして固まってしまいました。
私たちが固まって瞬時に言葉を発せなかったことで空気が意図せずピリッとしてしまい、店員さんはものすごく恐縮して「申し訳ございません」と平謝り。
店員さんがかわいそうになった瞬間
「セーフ!」
というかなごんの大きな変な声が響きました。
もちろんジェスチャーつき。セーフというのはテーブルから落ちなかったから。
もー…と私は頭を抱え「すみません」と謝り、ダンナも笑い、店員さんも思わず笑ってしまいました。
ナイスタイミングだったと思います。空気が一気に柔和に。
かなごんはこうやって人の気持ちを救えるんだなぁと感心しました。

大きな声でくだらないことでも笑ってくれるので、お笑い芸人の方にとってはよい観覧者になるかも。

言葉を遅かったし、勉強もできるわけではないし、昨日も「食器棚の下」がなかなか通じず不安になりましたが、
そんなかなごんでも昼休みは一緒に遊ぶ友達がいて、休みの日に遊ぼうと誘ってくれる友達もいます。
かなごんが生まれて10年、言葉でひっかかってから色んなことが不安だったり悩んだりしたけど、お友達がいて、かなごんが笑って過ごせていることがなによりだなと思います。

そんな笑ってるかなごんをモコさんは見守ってくれてるんだと思ってます。
モコがいなくなって、とにかくモコを肌身に離さず一緒にいたい、と強く思っていて、
メモリアルペンダントを検索しまくりました。

メモリアルペンダントとは、ペンダントトップの部分に遺骨を封入するものです。
封入できる遺骨の量にはペンダントトップの大きさにより差があり、防水出来るものもあれば難しいと記載があるものもあり、
接着剤で封をするものもあれば、作ってくれる業者さんに遺骨を送って完璧に封入するものもあります。

名前や生年月日等を刻印できるものもあります。

ペンダントトップも色んな形があります。

悩みに悩みましたが、メモリアルペンダントは他人から見て比較的わかりやすいと書いてる人もいて、気を遣わせてしまうという意見もありました。逆に言うと、大切な人やペットを失っている、とわかってしまうということなのかな、と。
ポピュラーな形のものではなく、一緒にいれたらなぁ…と探し、
こういうものにすることにしました。
黒のものと水晶のペアがあったんだけど…なくなったのかな。

遺骨が透けて模様に見える、と書いてあったと思います。

ただ、注文に至らなかったのは封入が接着剤というのと、刻印が満足出来る文字数入らなかったから。

そのまま仕事を再開してどんどん時が過ぎ、大切な形見であるモコいぬを連れて歩かずにすむように、モコ2号の作製を作家さんにお願いしてお迎えしました。
今はモコいぬではなくモコ2号を連れて回ってますが、そこにモコの分身を入れたい、とずっと思っていて、今回実行しました。

使った道具は
レジンとシリコンの型。
これらを使ってモコの一部のほんのひとかけらを封入。
左側に写ってるキューブのような形のものが(本物はピンク色のものなので、写真の水色のはただのレジンを固めたものです)出来上がりました。
完成後モコ2号の下に入れ込みました。

これがいいのか悪いのか、モコがOKしてくれたのか、わからないし、この記事を公開するのも迷ったけど、
1つの選択肢として、我が家はこうしました。
みなさん、ご自分の想いに合うメモリアルペンダントやアクセサリーなどを選択されてるそうです。
私もダイヤモンド?にするものも検討していたのですが、お骨を人に委ねることに抵抗があったので選択しませんでした。

モコは私たち夫婦のどちらかがこの世を去るまで、一緒に家にいることになってます。先に去るどちらかと一緒に合祀、樹木葬などの選択肢をとるつもりにしてます。
1つの墓や納骨堂におさめるつもりはありません。かなごんに墓の責任は持たせたくないので。
どこかの場所を訪れて、思い出せることができれば。
たとえ住む場所が遠くて訪れることが出来なくても、誰かが一緒だったり、周りを整えてもらえてると思えれば気も楽だろうと。

だからモコはこれからもずっと家族と一緒にいます。