北海道・北東北の縄文遺跡群は2021年に世界遺産に登録されている。
縄文前期には、同質でない、多様な地域性を備えた9つの文化圏が成立していた。
1)石狩低地以東の北海道:針葉樹。トド、アザラシ、オットセイ等海獣を狩り。
2)北海道西南部および東北北部:落葉樹、クリやトチノキの採集。
カモシカなどの陸上のほ乳類の狩猟。
3)東北南部:陸上のニホンジカ、イノシシ、海はカツオ、マグロ、サメ、イルカ。
4)関東:シカとイノシシ。ハマグリ、アサリ、スズキ、クロダイ。
5)北陸:シカ、イノシシ。落葉広葉樹(トチノキ、ナラ)、豪雪で家屋は大型。
6)東海・甲信:シカとイノシシ。落葉広葉樹、ヤマノイモやユリの根など。
7)北陸・近畿・伊勢湾沿岸・中国・四国・豊前・豊後:
シカとイノシシ、落葉広葉樹+照葉樹(シイ、カシ)
8)九州(豊前・豊後を除く)シカとイノシシ、照葉樹。釣り針や石鋸の漁具使用。
9)トカラ列島以南(沖縄):照葉樹、ウミガメやジュゴン。珊瑚礁内での漁労。
*注:照葉樹は常緑広葉樹林の一つ、太陽の光を浴びると葉の表面がキラキラ光る。
冬に葉を落とさず、分厚い緑色の葉が付いていて、秋にはドングリ。
なお日本列島の照葉樹林は森林面積の0.6%、悲しくもほぼ全滅状態。
縄文後期には再び寒冷化、海水面の低下で干潟が縮小、貝塚消滅。
「北海道」(石狩低地以東)・「東日本」(東北地方から東海・甲信地方まで)・「西日本」(近畿・北陸から九州地方まで)・「トカラ列島以南」の
今の4つの文化圏に統合されたと考えられる。
東京は大森や、千葉市立加曽利が有名ですが、茨城県南にもありました。
先は公園の様になっていました。
貝塚、圧巻😝
縄文人は生活は苦しかっただろうけど、生きていて幸せをどう感じていたのかなあ。
埋葬という事は、祖先は敬われていたんだろうな。
平均寿命31歳の縄文人、生きていくのはたいへんだっただろう。
”飽食”の時代に生きる我らと、どっちが幸せなのか。そんな事を考えながら
芝生で寝そべったり、子供を連れてバドミントンなどで遊んだりはどうでしょうか。
車で10分行った所に、TVで見たお店あるも、残念ながら休み。
戻ってつくばのショッピングセンター・イーアスの鎌倉パスタでセット。
奥はカミさんのいくらのスパゲッティ、手前は我輩のジェノベーゼ。
😋
以上、GW中の一日でした。おつきあいくださり、有難う御座いました。