我輩が半導体の次に縁あった信州諏訪のお話で(最初の一字は諏訪湖から)、
殆ど記事コピー、失礼します。
安売り競争に巻き込まれ行き詰った「ポテチの老舗」湖池屋。
当時、湖池屋は、営業で苦戦していました。ライバル社との安売り合戦に突入した結果、2012年、13年と2年連続で赤字に陥っていたのです。
⇒カルビーの事!?消費者にとってはよかったし、普通のことでは!?
低価格で勝負するのではなく、味と商品のクオリティをあげていけば、わかるお客様はついてきてくれる。そのためには、根本的に構造を変えなきゃダメだ、まずはそこから取り組もうと思いました。
⇒ただし給料が上がらない世の中では、効果はそれほど期待できない
日本という市場があって、四季に富み、豊かな自然があって、豊富な素材があり、進化しつづける加工技術がある。ロジスティックスもあるし、デジタル技術もあって自由にSNSも使える。グローバルをめざすにしても、まず、日本のお客様を大事にすることから始めたほうがいいんじゃないか。
⇒日本に対して情緒的な表現と思われる
日本人が一番優れているのは、手先が器用といったことよりも、実は心の優しさ、温かさ、思いやりにあるのではないか。長屋文化でみんなでわけ合って食べるとか、武士の情けで恵むとか、あるいは、商売で「三方よし」と言われるような、かかわる人みんなが幸せになるという「和」の文化がある。
社名を「湖池屋」に戻すことで、和菓子の「虎屋」、あるいは鮨屋の「久兵衛」「すきやばし次郎」といった老舗感、人間味、暖簾感、そのような価値を改めて主張したかったのです。
⇒2002年社名を戻すのは、大きな決断力が必要だったろうと推測される
物量で押しきるようなパワーマーケティングではなく、付加価値を生み出す経営。価値あるものを生み出して、きらっと光る存在になる。そのために明快な商品をつくり出すこと。
それがみんなの感動や喜びを生み出すんだと私は信じています。そうでないと、日本はどこまでいっても、規模では海外にはかなわない、ということになってしまう。
日本には、日本人には、戦うポテンシャルもあるし、知恵もある。自信をもって、誇りをもって自分たちの戦い方を貫くべきなのです。塩梅、良い加減、阿吽(あうん)の呼吸……、その細やかさ、心配りにこそ勝機はあるし、意義もあると思うのです。
お客様の要望をカスタマイズしてこそ重宝がられるし、その価値に見合う価格をいただける時代がすぐそこに来ているのではないか。
だからこそ、日本人ひとりひとりが経験を積みながら、その付加価値の高い仕事をやり抜いていってほしい。
⇒勝てば官軍・負ければ賊軍の話で、綺麗ごとで、
分野や国によっては日本流の方法は立ち行かないと思いますが、
印象に残りました。
_(._.)_
追記:
・自動車産業について今日見つけた記事、なるほどありえる。
・青学の駅伝監督は性格的に好きになれそうもないが、間違いないとも思う。
今迄は強すぎて敬遠、今回は駒澤一強で判官贔屓の気分。復路楽しみ。
・1月3日なら、インフル発症後5日・解熱後2日、そろそろよいだろう。長かった。
追記2:被害にあわれた方々のご冥福を深くお祈りいたします。