少し前の話になりますが、東京ビッグサイトのジャパンモビリティーショーの
写真を載せていきます。
なお我輩がこの展示会に行くのは初めてで、一般客向けの出し物や、形に(しか)
なっていない夢の展示が多く、コンパニオンさんも地味(になった?)と感じました。
毎度満員電車が嫌で朝早く着くも、一般公開日の9時~10時の時間帯は
アーリーエントリー チケットのみ入場可と当日知り、ずっと待たされる。
・トヨタさん関係:外人女性がなぜか、ポケットに手を入れて、ずっと立っていた。
・日産さん関係:なぜか宇宙服みたいな恰好の男性が踊っていた。
・ホンダさん関係:日当たり10万人来場、ホンダジェット最大90分待ち。
・日本のメーカでは、スズキさんが頑張っている印象を受けた。
コンセプトカーが多く展示、発表日の近い新型車はあまり無。
(ガソリン車開発少の為?技術PRも少、EVでは汎用部品化が進む為?)
一方スズキはSWIFTのガソリン車でコンセプトカーを出し、つい最近リリース。
この機会を充分活用しようとしている姿勢がわかった。
(自動車メーカの新車情報リリースは販売3-9ヶ月前ぐらいな気がします。)
・海外からは三社参加と少ない。日本市場は見放されたか。
BMWは頑張っていて、ガソリンと電気の両方の車を展示。
i7はEV、X7はマイルド・HV?の様だ。よくわからん。車内ディスプレイは大。
・BMWとベンツと、もう一社はBYD(BUILD YOUR DREAMS, 比亜迪汽車)。
ここが一番威勢がよかった。
まがい物と思いたかったが、ここまでくると本物だ。
タイやインドでもよく目にすると聞くBYD車、
日本でも(既に!?)販売店舗数15から
2025年に100へ増やす計画で、個人的には海外勢に厳しい日本市場に果敢に進出する意気込みに敬意を評するが、
70以上の国に拠点がある彼らにとっては、One of Themでしかないのだろう。
コンパニオンの女性の人数、一番多かった。
日本で販売予定のないアルファード/ヴェルファイアをターゲットにした車も展示。
Atto3(元Plus)とDolphine(海豚)に加え、Seal(海豹)の販売を発表。
信じたくなかったが、日本のメーカは負けていると実感した。
振り返ると、製造業の電機関係や半導体関係は既に負け、
最後の砦の自動車も同じ道を歩みつつある様に思う。
電機は市場参入障壁が低く、価格競争に勝つため新興国に工場を建て、
技術を盗まれ、ダイソンの様なブランドも確立できず。
半導体は1990年代に米国の圧力で、その後は過大な設備投資への経営者
決断力不足と税金の支援も韓国より少ない中で、設備メーカが他国へ動き、
同じく参入障壁が低まったのも一因と思います。
三菱自動車・三菱電機から?始まり、豊田自動織機・日野・ダイハツの不正記事を
みるにつけ、新たな技術革新した製品をこの国で生み出せるとは思えない。
GDPが低くなっても、「貧すれば鈍する」でなく、カネカネでない
「武士は食わねど高楊枝」の国になってほしいと願うばかりであります。
きれいごとを言って失礼しました。それぐらいしか小生の考えは思いつきません。
以上、お読みくださり、有り難う御座いました。
追記:何か出来なかったか、日本のシステムに問題があったのか、