2011年3月11日
東京電力福島第一原発大事故
地球温暖化は、もはや、止まらない!熱波が、地球表面を襲うだろう!
どうするの?
既に、今年の日本でも、約1万人が、熱中症で、救急搬送されている!

2011年3月22日 午後8時半過ぎ
千葉県最南端の東京湾と太平洋を臨む町、館山市内にて。
語り手のこけるさんとメイさんは、例のマクドナルド店内にいる。
メイさんは、インターネット検索で、テレビやラジオや新聞や週刊誌などでは、報道されない、福島第一原発事故に関する新情報を得ていた。メイさんは、確かな事実をコピー用紙に書き留めて、こけるさんに、読んでもらう。
こけるさんは、原発事故のリアルを知り、言葉を失う。

長編小説B55前回の続き

「こけるさん、
私は、英語だけは、英文なら、ほぼ正確に読めますから、インターネット検索で、福島第一原発の事故と放射能の拡散に関する英文ニュースと論評を拾い読みしました。
私の印象は、こうです。
世界の各国は、東京電力や原子力安全委員会や原子力安全保安院、そして、菅直人内閣に不信感を抱いている。
彼らは、事実を、本当のことを、真実を口にしていない。
原子力発電所を稼働中の約30か国は、特に、東京電力と菅直人内閣が、重要な情報を隠蔽(いんぺい)しているのでは?と疑念を抱いている。
その疑念とは、こうです。
福島第一原発の1号基と2号基と3号基は、すでに、メルトダウン(炉心溶融ろしんようゆう)を引き起こしているのでは?

福島第一原発の事故は、チェルノブイリの事故原発のように、炉心爆発する可能性が、高まっているのでは?

こけるさん、
日本では、三月十二日、午後2時に、経済産業省の原子力安全保安院の中村審議官が、「1号基で、炉心溶融が、進んでいる可能性がある」と会見しましたが、彼は、その後、更迭(こうてつ)されて、(メルトダウン)は、(燃料棒の損傷の疑い)に修正されました」

参考
圧力容器内が、以下の状態に陥(おちい)った場合に、メルトダウンと呼ばれます。冷却水が、圧力容器内の炉心部を循環しているが、電源喪失などで、冷却水が、流れなくなり、
核燃料棒が、放熱し続けて、熱くなり、溶け始めて、空焚(からだ)き状態となり、圧力容器の底に落ちて溜まる。

東京電力が、福島第一原発1号基のメルトダウンを正式に認めたのは、
5月12日であった。東日本大地震から、二か月が、経過していた。

「メイさん、
世界各国の反応を教えていただいて、大感謝です。世界は、日本の政府を、日本からの報道ニュースを信頼してませんね。わしも、これから、頑張って、英語を再学習して、
島国日本人から、インターナショナル、ジャパニーズに大成長しますぞ!!」

「こけるさん、
その情熱を、四月中旬からの学習会で、ぶつけてくださいね。半年後には、英文ニュースを訳してもらいましょうか」

「メイさん先生、
いいとも!!わしに、英文ニュースを、遠慮なく、ぶつけてくださいな」
と、わしは、勢いに任せて、レベルを上げ過ぎてしまったな。
まあ、いいか。なんとかなるぜ!
還暦過ぎのおっさんよ、
大志を抱け!!

「こけるさん、
最後の五十人て、実は、ニューヨーク.タイムズの日本人記者、田淵広子さんが、三月十六日に書いた記事で、初めて使われました。彼女は、
福島第一原発の最前線で働く作業員にスポットライトを当てました。
彼女の記事は、ニューヨーク.タイムズの一面に掲載されました。
そのタイトルが、
「Last Defense at Troubled
Reactors 50 Japanese Workers
」です。
日本語訳すれば、こうなります。少し意訳しますね。
「事故原子炉、制御不能の炉心に対して、最後の攻防に挑む日本人決死隊50名」
この記事は、世界の人々に、驚きと同時に、敬意をも与えました。
「FUKUSHIMA50」
が、彼女の記事から世界へ広まりました。
終わり
いいね!ありがとうございます。
霞京介さんへ
ワクチンsosさんへ
金太郎gold専門投資家さんへ
そんたくさんへ
河井晴城さんへ
佐藤美月さんへ
ラケットさんへ
内藤隼人さんへ
高く甚太さんへ
けだらけさんへ
女性の心と躰と魂が輝くさんへ
hiーhiーfu163さんへ
昨日も、東日本、西日本で、気温40度に迫る。
私たちの長編小説で、メイさんが、地球温暖化を、人類の歴史と産業革命以降の燃料革命と21世紀の人類社会から、物理化学的視点から、複合的に分析解説してくれるでしょう。
彼なら、やってくれる!!
そして、黒ゴジラくんからの知的刺激をも得て、これ以上の地球温暖化を防ぐ抜本的な改革をも提示してくれる!!
期待してまっせ!!



長編小説B55近未来の地球環境は、超やばいぞ。